私に撮っては、EOS Rというカメラは家族を撮るカメラとしてほぼ完璧である!ということを先日書かせていただきまして、本当に大満足しています。
ただそれとは別に、ずっとキヤノンばかり使ってきたので、別のメーカーのカメラの写りを体験したいと思っていました。
特にフジフィルムさんのカメラの色味にあこがれていましたのですが、今回についに!富士フィルムさんのレンタルサービスでX-Pro3を使わせてもらいました!
レンジファインダーを使ったことがない私にとって、憧れのカメラです。
2本のレンズもお借りしました。
キットレンズなのにとても評判の良い標準ズーム。
解像感と美しいボケが魅力と噂の90mm単焦点。
実は嬉しすぎて、お借りしたカメラ・レンズそのものを写真に収めるのを忘れていたのですが・・。
短時間でしたがしっかりと使わせていただきました。
キヤノンユーザが使ってみた感想を、簡単にまとめてみたいと思います。
なお今回はjpgのみでの撮影で、撮った写真はそのままDPPで圧縮し田だけのものです。
これがローパスレスか・・
フジフィルムさんのカメラを使ってみたかった最大の理由として、ローパスレスの写真を撮ってみたいというものがありました。
キヤノンさんは基本的にはローパスありの思想ですので、それ以外を経験してみたかったんですね。
そして感じたのは、本当にスッキリとして気持ちがいい写真になります!
バッキバキに解像している、というよりは細部までスッキリと綺麗に写ってくれる感じでしょうか。
硬いものが硬く写る、のも良いです。
等倍に拡大しても、気持ちがいい!
透明感も感じるので、ガラスなんて撮るとこれまた気持ちいい。
家族を撮る写真として安定しているという意味でローパスは有りでいいのですが、趣味でスナップとかするならばローパスレスはいいな~と思いました。
惹き付けられる色味
フィルムシミュレーションという機能によって、さまざまな色味を楽しむことができます。
個人的には、原色系の色がすこし古めかしい色になるものに惹きつけられました。
これは・・ちょっとフィルムシミュレーションの選択を間違ってしまったか・・。
この機能のおかげで、撮影時の楽しみが更に広がります。
RAW現像をじっくりやっている暇がないので、気持ちよい色味をカメラで選びながら撮影するのは助かるし楽しいですね!
失敗写真も楽しい
ご存知のように、X-Pro3は背面液晶が表に出ないため、撮ったプレビューを直ぐに見ることができません。
エイヤでパチパチと撮っていると、失敗写真も増えます。
見事に手ブレ(笑)。
露出オーバーすぎました。
でも、こんな写真をPCのモニターで見返すと、こういうのも楽しいんですよね!
カメラが便利になりすぎているので、かえって新鮮でした。
スナップって楽しい!
すっきりとして色味も良くとても綺麗な写真が撮れることが分かり、しかもX-Pro3のシャッター音が本当に心地よくて、どんどん写真を撮りたくなります。
特に意味も無いスナップ写真の楽しさを、存分に味わわせてもらいました。
まとめ
キヤノンユーザとして、フジフィルムさんの写りは見慣れたものとは全く異なるものでした。
すっきりとして解像していて色味も良くて。
素人ではEOSでは撮れない写真が簡単に撮れることが面白かったです。
操作方法が良くわからず使いこなせたわけでもないのですが、撮影を楽しむことができました。
ちなみにレンジファインダーのカメラだと、左目でファインダーを覗く場合にも右手での操作が右目の辺りで邪魔することが無いので、使いやすかったです。
家族を撮るのは運用的にも画質的にもキヤノン機をもうずっと使っていく予定ですが、一人で出かけた時用などにサブシステムを持つならば、新鮮さを狙ってローパスレスのカメラを買うと思います!
それにしても貸し出しサービスは便利だし、天気にも恵まれたし、短時間でしたが楽しい時間でした。
フジフィルムさんありがとうございました!