他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

長男の中学受験、方針転換

子供が3人いる我が家では、教育にお金をかけないという家訓があります。

なので、けっこう勉強ができて好きそうな長男は中学受検することになりましたが、目指すは公立中高一貫校

親塾をしています。

 

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とても頑張ってくれています!

 

このことについては何度かこちらで書かせてもらっていたのですが、この度、少し方針を変えました。

 

というのも・・公立中高一貫校は1回きりの試験しかありません。併願ができないんですね。

これが、ずっと感じていた懸念でした。

 

何年も頑張って、たった一回の機会しかないというのはとてもリスクが高いし、精神的にも大変でしょう。

そして、そうなると高校受験大学受験も必要になります。子供のうちに3回の受験もかわいそうだなという気持ちが強くありました。

 

だから、もう少し選択肢を増やしてあげたい。

でも無い袖は振れません。

 

そこで目をつけたのが「特待生制度」。

成績上位数名が入学金と一年間の授業料が免除になる、その後も1年ごとに成績などから継続できる、そんな制度がある私立中学があるんです。

それならば!という浅はかな思いつきで、こういう学校で良い学校を狙うのもありなのかもと考えたのです。

 

 

ただ、問題が。

私立は、いわゆる私立四教科型の受検になります。

国語算数理科社会という試験の構成になっており、これまで公立の適性検査向けに準備してきたものだけでは全く足りないことがわかりました。

 

適性検査型であれば、暗記はほとんど不要。

四教科の問題ではなく、会話文や表から読み取れることと小学校で習うレベルの知識を引き出して組み合わせて問題を解決するような力が必要になります。プラス、作文。

なので国語の読解問題の解き方や国語理科社会の暗記ものの勉強はしなくて良いことになります。

これに加えて志望校を絞ることで学習にかける時間を抑えて、息子が頑張っているサッカーも6年生になっても続けられると考えていたのです。

 

ですが四教科型試験ですと話が変わってきて、それぞれの教科で合格点をとるための準備が必要になるというわけです。

しかも狙うは特待生なので、上位10パーセント以内に入るほどの得点をとる準備になります。

 

正直、これを親塾ではあまりにもノウハウが足りなくて無理では無いかとも考えました。

 

ただ、ですがメリットも感じています。

それは、四教科型で学べる知識は、人の思考の幅を広げてくれる「教養」になると思っていますので、それをしっかり学べるのも良いのではないかということ。

そしてそれは確実に、学校での成績をあげてくれる=報告書へのメリット、適性検査問題対策としても土台となる知識があることで有利になると思います。実際、公立を受ける人も塾では四教科型でバリバリ学んできた人が大半となるはずですし。

 

負担は増える、でも選択肢は増える。

長男に話してみたところ、彼は賛成してくれました。

こうなったら私も頑張るしかないですね(笑)。

 

・特待制度があること

・公立中学の受検と日程が重ならないこと

・無理せず通える場所にあること

・目標の公立中よりも偏差値が低いこと

・過去問の傾向として基本問題が多いこと

プラス条件をいつくか決めて候補となる学校を4つ挙げてみました。

 

あくまで目指すは公立ですが、自宅学習においては、6年生になるまでは上記4つの学校のうち偏差値が上位2つの過去問を参考に四教科型学習を進めたいと思います。

できるだけ無駄なく無理なく準備できるように、私も勉強を頑張らなければ。

 

・・ってわたしは何やってんだろう(笑)。