小学4年の長男は、塾無しでの公立中高一貫校を目指して頑張っていますが、それと共にサッカーも頑張っています。
私は父として、この長男の二つの取組みをフォローしています。
受検については、過去問研究、情報収集や学習計画などの戦術的な部分の調査・検討と共に、実際に勉強を教えること。
まず私が勉強して(笑)、それをホワイトボードを使って授業のように伝えて先取り学習しています。息子は復習を頑張り、その丸つけや進捗管理も手伝っています。
サッカーについては、私自身がサッカーファンなので、一緒に試合やYoutube動画を見ること。そして朝の自主練習(15分程度ですが)への付き合い、試合の時には動画を撮って長男が自分のプレーを見返すことができるようにしています。
受験とサッカー、目的は違えどフォローにはある共通項があることに気づきました。
それは、親は子供の自主性を育むことを目指すべきではないか、ということです。
「自主性を育む」ってこの言葉自体に矛盾があるわけですが(笑)、勉強のサッカーの練習も、親がつきっきりで管理すれば良いというものではありませんよね。
最後までやり切れれば受検は合格するという結果は出せるかもしれない。サッカーだって親がスケジュールを立てて毎日練習させれば、ある程度の技術は身につくでしょう。
でも、それだけではダメですよね。
彼自身が自分で考えて取り組まないと、自力で問題解決する力は着かないのではないかと思うのです。
自分から勉強や練習をすることで、自分で困難や課題に直面し、失敗したりその問題を自力で解決する経験を積む。その繰り返しこそが成長だと思うのです。
本人自身が
合格したい、そのために勉強する。
上達したい、そのために練習する。
にならないと。
それを促すことが最も子供の成長につながるのではないか、と考えたのです。
では我々親はどうすればいいかというと・・ 、それぞれのお子さんの性格などもあると思いますが、
・怒らない
・教えない、気づかせる
・失敗しても当たり前、チャレンジを褒める
・質問して思考を促す
・目標を上手く管理してあげる
などでしょうか。
全て自主的な行動を褒めて、促しているものになります。
これ、実はサッカーの育成について本を読んで学んだことです。
それを私は子供との距離感としてとても良いと感じ、勉強とかそれ以外のことにも同じく応用できると考えたんですね。
その運命の本がこちらです。
サッカーに限らず、自分で考えて行動できるように促すのに、大人が邪魔しないほうがよいことを教えてくれました。
とはいえ、なかなかそう上手くは出来ないのですがね・・。
ついつい理解の悪いところにイライラしたり怒ってしまったり。
ですが少なくとも、この本が伝えているようなことにできるだけ添うような振る舞いを、これからも意識しようと思います。
長男はいま、サッカーのプレーについては自分でアイディアを持って私が知らないようなプレーをすることも増えました。
勉強も受検という目標を「自分ごと」として考えられるようになり、言われなくても取り組むようになってきました。
いずれも自主性を持ち始めてくれていると感じます。
これから成長期を迎えて反抗期など難しい面も出てくるかもしれませんが、親としてはそれも含めて自主性を尊重し、フォローを頑張っていきたいと思います。