夢がかなった!
ずっと夢見てきたことをついに実現することができました!
それは・・愛機、1DX Mark2で長男のサッカーの試合の写真を撮りまくることです!!
他の親御さんの前で(バカ)でかい1DX2を出すのもためらわれていたのですが、初めて長男の試合を観られる機会にデビューしました。
なんで今更初めての試合観戦なんだ、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは親として未熟であった私のせいでして、それは別件にて・・。
初めてだったので試行錯誤でしたが、貴重な経験でした。
設定や感想について、備忘録として書き残してみようと思います。
※顔の写った写真ばかりだったので、作例はほぼありません。すみません・・
環境
今回の試合会場は小学校のグラウンドでした。
幅は明らかに狭く(ペナルティエリアのそとからサイドラインまでの距離が短い)、縦幅もちょっと短かったかもしれません。
時間は土曜日のお昼から。
天気は曇り。途中雨が降ったり少し晴れ間が見えたりと明るさの安定しない状況でした。
試合は15分ハーフで、長男のチームは2試合行いました。
機材
やっと、長男の試合で使うことができました。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2
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レンズは私が今所有している望遠で最も長いということで、こちら。
Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F4L IS USM フルサイズ対応
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わずか200mmまで、しかもフルサイズのカメラに装着ということで望遠が足りるかを確認してみました。
設定
無難にミスの少ないような設定をベースにしました。
撮影モード:マニュアル設定
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/1000
ISO:オート
連写:6コマ/秒
記録画質:RAW+Jpeg L
被写体は全身をはっきりと写すため、ちょっと絞ったF5.6としました。
シャッタースピードは、手ブレを確実に抑えるため、そしてスポーツ写真のだいご味であるビタっと止まった姿が撮りたいということで1/1000を選択。
小学3年生ぐらいであればもっとゆっくりでも良さそうですが、昼間の屋外だしフルサイズでISOが多少上がっても良いだろうということで、今回はこれで試してみました。
雲による明るさの変化にはISOをオートに設定することで吸収する狙いです。
結果としてはとても良かったと思います。
子供たちもぶれている写真は無く、迫力のある動きが撮れました。被写界深度も浅すぎることは無く、それでいて背景はボケていて、期待通りの写真が撮れました。
1/1000はさすがに速すぎたかも。もっと余裕を持っても大丈夫そうでした。
連写は今のところ6コマでも大丈夫そうです。動画と違い、連続した写真で一コマずつの変化を見るのは面白い!
子供たちがボールを競っている時の表情や体勢の変化など、力の入る写真も撮れました。
動きがある被写体の連写って面白いですね。
天気が変わりすぎて写真が暗くなってしまうことがあったため、露出はこまめに調整しました。マニュアル設定でダイアルで露出を変える方法がわからず「Q」ボタンから行っていましたが、カスタマイズによって「SET」ボタン押下からできることを後に知りました。
露出
私は普段露出低めで撮るのが好きなのですが、やはり人を撮るときは明るめが良いですね。
露出の失敗が怖かったので今回はRAW+jpegで撮り、結果明るさを補正して良くなった写真ばかりだったので、次回はもっと明るく撮ることを意識します。
そのためにももうちょっとシャッタースピードを落としても大丈夫かな。
200mmで足りたか
結論としては、200mmでもトリミングすれば足りました。
足りた、というのは他の親御さんに写真をお渡ししても喜んでもらえるだけの写真になったというレベルです。
少し広く撮ってトリミングというのが一番スポーツを失敗無く撮れるやり方だと思います。
ただ前述の通りちょっと狭いピッチでの撮影であること、そしてスポーツ写真の醍醐味である「迫力のある写真を撮る」という点では300mmぐらいあった方がより楽しめるかもしれません。
キヤノンさんにはこの瞬速AFの300mmがあるんですよね。
Canon 望遠ズームレンズ EFレンズ EF70-300mm F4-5.6 IS II USMフルサイズ対応 EF70-300IS2U
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今回のような土のグラウンドや雨交じりの天気の場合に備えて、防塵防滴のこれにするか・・。
Canon 望遠ズームレンズ EF70-300mm F4-5.6L IS USM フルサイズ対応
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どのみち、300mm以上の望遠は欲しくなりました。
AF設定
私は親指AFをAIサーボAFに割り当てていて、通常はワンショットAFです。
サッカーの試合でも、このままの設定で使いました。
試合中は基本的には親指押しっぱなしで連写なのですが、子供たちの表情を入れて構図を作りたい時などはワンショットでフォーカスシフトを使いました。
本当に使いやすくて、親指でのシンプルな切替が私は好きです。
AFのカスタム設定は普段使っていないので、一番スタンダードなものを選びました。
今回の使い方では全く問題ありませんでした。
ただ測距エリア選択でこの形(ラージゾーンAF)の場合、縦に全身を入れると足元に測距点が来てしまったので、
慌ててこちら(ゾーンAF)にしてエリアを上部にして顔から胸に当たるようにしてみました。
結果、少し絞っているので胸元を狙っても顔もピントが合ってくれるかなというイメージでしたが、狙い通り上手くいきました。
足元に集まってしまった原因はわからないので、調査してみます。
ポジショニング
カメラを持って立つ位置によって、撮れる写真が変わります。
子供の写真ということで、サッカーとしての決定的なシーンというよりは顔をはっきりと撮ってあげたいと思っていたのですが、ピッチの真ん中に立つと背中しか撮れなかったりします。
なんだこの写真は・・。
攻撃側のゴール裏に来ると良い表情で迫力のあるシーンが撮れますが、ゴールに邪魔されて逆サイドの写真が撮れなくなったりします。
狙いは攻撃側のゴール近くのサイドラインあたりかな。
親の近くにいると、ゴールを決めた子がガッツポーズを親に見せているところをアップで撮れたりもしますね。
カメラや設定よりもポジショニングこそが大事と感じたので、今後勉強していきたいと思います。
まとめ
今回の写真、実は我ながら大成功でした。
このど素人が初めてサッカーの試合を撮ったにもかかわらず、歩止まりがよくカッコよく、しかもピントがしっかりあっている写真を量産できたのです。
もしかしたら私にチョー才能があったのかもしれませんが(笑)、もちろん1DX2のおかげ。本当に凄いカメラで、まだまだ新しい魅力を垣間見る機会があります。
撮った写真はキヤノンさんの無料のアルバムサービス、Canon iMAGE GATAWAYにアップして親御さんたちに公開。ありがたいサービスでございます。
反省点として、ボールに絡んでいる選手の写真ばかりが増えてしまい、それ以外の子供たちの写真が少なくなってしまったことがありました。
次回は試合の中で、特にボールが止まったシーンこそ積極的に写真を撮ろうと思います。
というわけで備忘録として雑に纏めましたが、子供たちの写真を撮るのはとても面白かったです。長男のカッコ良い姿、そしてドリブルで抜かれた瞬間の悔しい顔などこれまでの子供写真では無かった写真が沢山撮れました。
ただ一方で試合がじっくり見られないというジレンマもあります。
11月は試合が続きますが、しばらく経ってからカメラを持って行ってみようかと思っています。
ちなみに、試合は妻が撮ってくれました。