ちょうど2年前、私はキヤノンさんのフラッグシップモデルである1DX Mark2というカメラが欲しいと思っていました。
理由を読み返すと、
・レスポンスと画質が両立したカメラが欲しいこと
・一度はフラッグシップを持ってみたいこと
・カメラを長い趣味にしたい(から本気カメラ買う!)
などだったようです。
そしてその後、ほんとうに!本当に無理をして購入に至りました。子供たち中心に沢山の写真や動画を残せていて無理をして買って良かったと感じています。
が・・それとは別に今回上記エントリを読み返してみて、たった2年で本当に世の中のカメラ事情って変わったんだなと感じました。
今ならば同じような状況の方であれば(フラッグシップという言葉に目を瞑れば、ですが)きっとミラーレスを選ぶ方がとても多いのではないでしょうか。
そういった変化をもたらしたのは、勿論Sonyさんのαシリーズです。
フルサイズミラーレスでイノベーションを起こし続けています。
昨年4月に発売された(日本では5月)α9ではその圧倒的な性能でミラーレスでもスポーツも撮れること、むしろミラーレスならではのメリットを見せつけ、かつ他社に比べて安価に販売、一眼レフの最後の砦であったAFなども凌駕できるポテンシャルを見せつけました。
先日発売されたα7iiiはベーシックモデルを謳いながらもこれまた高スペック。
AFの測距点、エリアの広さに加え秒間10コマ連写という一部だけを見ても、EOS 7D Mark3を一眼レフで出すのは難しいのではないでしょうか。
このような潮流の中、キヤノンさんもミラーレス重視を明言し、EOS KissをMシリーズで発売しましたね。
キヤノン EOS Kiss M 【ダブルレンズキット】 (ホワイト/ミラーレス一眼カメラ) EOSKISSMWHWLK
- 出版社/メーカー: キヤノン
- メディア: エレクトロニクス
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こちらも好評のようですね。
このように時代は一気にミラーレス時代へと傾き、一眼レフはレガシーな印象を帯びるようになってきたように感じます。
そんな中、こんな記事がありました。
キヤノン ミラーレス " フルラインアップ戦略 " を明らかに 東京五輪にはプロ機を投入 デジカメライフ
(Canon interview: 'increased competition allows us to level-up': Digital Photography Review が元ネタ)
わーお。
プロ機を作っている宣言が出た、ということですよね?
かつてキヤノンさんは「東京オリンピックはまだレフ機」と言っていた記事を読んだことがあったので、本格的に舵をきっていることが伝わりました。
キヤノンさんをメインで使っているユーザにとって心強い言葉だと思います。
が、ここで。私が感じたのはこういうことでした。
「もしかして1DX Mark2って、最後のフラッグシップ一眼レフ機になる??」
1年半以上1DX2を使ってきて素晴らしいカメラであるとは思いつつ、重さ・大きさの負担や、私はやはり連写って使わないことを考えると、リセールバリューの高い今のうちに手放して、新しいレンズに替えるかミラーレスに移行しようかな?なんてよぎることもあったのですが・・
こうなってくると話は別!
1DX Mark3が出ないのであれば、一眼レフ好きとしてはこのカメラだけは手放すわけにはいかないな!となったのです。
東京オリンピックは更に二年後の2020年。
その時のミラーレスや一眼レフの立ち位置はどうなっているでしょうか。それともそれ以外のブレイクスルーがあったりするのかな?
もちろん先のことは分からないのですが、このデカくて重くてごっつくて特別好きなカメラを、もうしばらく大切に使っていこうと思いました。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: エレクトロニクス
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良いカメラですよ~。高すぎるので必要な方以外にはお勧めできませんが(笑)。
一年使った時点での感想です。
重さ・大きさはこのときから書いていました・・。