他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

パパカメラとしてのキヤノンカメラの4K動画問題

パパママカメラマンにとっては動画も重要ですよね。

私は家族写真を沢山撮っていますが、最近は子供たちが成長してその関わり合いが面白くて、以前よりもむしろ動画も多く撮るようになりました。

 

我が家ではキヤノンさんの一眼カメラで、写真とともに動画も撮り残せています。

キヤノンさんのカメラの特徴として色味の明るさがあり、子供や家族の写真や動画には合っていて、とても気に入っています。

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ついに3代にも渡った役割を終えることになりそうな子供用の便座。

 

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最近はモノクロで撮ってみるのも楽しかったり。

 

なのですが、ちょっと気がかりが出てきました。

それは動画に関してなのですが、「4K動画って残しておいたほうがいいのかな?」ということです。

私は日常的に、4Kの四分の一のサイズであるFullHDの動画を撮っているのですが。

 

こちらの総務省の資料によると、一応世の中は4K8K時代という方向にはあるようですね。

4K8Kの政策 -4K放送・8K放送の推進-

 

ここで4K8K時代が本当に来るのか?という議論は置いておきまして。

仮にそういう時代になったときに、モニターなど表示する機材が一般的に高画素となったとき、これまでの子供たちの動画というのが小さい(あるいはぼやけた)ものになってしまう可能性があるわけです。

 

じゃ4Kで撮っとけばいいじゃない、という話になるわけですが、実はキヤノンさんのデジカメでは問題が2つあります。

 

ひとつは4K録画機能があるカメラが限られていること

キヤノンさんは実用性が低いと考えている機能の搭載を渋る傾向にあり、2018年3月上旬現在、1DX Mark2か5D Mark4という高価格帯のカメラにしか搭載されていないのです。

 

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価格.comさんで検索するとこれだけ。

 

ファミリー向け低価格帯のカメラであるEOS Kiss Mにもよう~やく搭載されることになったので、今後は期待ができるかもしれません。

 

ですがもうひとつの問題があり、それはビットレートが非常に高いということです。

他社の一眼動画では100MBbpsが一般的であるにもかかわらず

・Kiss Mは24fpsなのに120MBbps

・1DX Mark2にいたっては30fpsで500MBbps

 60fpsでは800MBbpsなのです!

 

1DX2に関しては、こちらの「動作撮影機能」をご覧ください。

cweb.canon.jp

 

私も1DX2があるので4Kは撮れなくもないのですが、重すぎで保存できないどころかPCスペック的に再生もまともにできないのです。

 

これでは家族動画には使えません!・・っていや、私が身の程を知らぬカメラを使っているのが悪いのですが。

ともあれ今の私としては、4K家族動画を撮りたいと思ったら機材を入れ替えるしかないということになります。

 

とはいえ「そもそも4Kって必要なの??」とか「そんなに動画見返すか??」いう疑問もあるわけですが(笑)。

今のところFullHDモニターで見る動画はとても綺麗だし、質より量の方を重視したい気もするし。

 

一方で将来の技術ってどうなるかわからないならば、できるだけ最新技術を取り入れておくという考え方もわかります。8K時代になったとするとFullHD画像では厳しいかもしれない。

「あの頃の子供たち」が鮮明にしゃべっている姿は、将来私たち夫婦をどれだけ癒してくれるかわかりませんからね。

 

4K動画を撮っておきたいのか、撮るにはどうするのか。

この辺りはしばらく悩んでみようと思います。