キヤノンさんからAPS-Cセンサーを搭載したコンデジ、G1X Mark3が発表されました。
公式さまはこちら。
よく言われているように、EOS M5と非常に似ていますね。
というか・・「EOS Mシリーズ殺し」と言っても過言ではないかも。。
画質などは同等だと思うので、他にはどういう差があるのか気になります。
私はEOS Mシリーズを日常的に使っています。
家族撮りやスナップ撮影に、初代、M10、M5を現在併用しています。簡単に綺麗に撮れる、M5は操作性も優れている、そんなシリーズと感じていて、気に入っています。
今回は特にEOS M5を使っているユーザとして、G1X3のスペックを見て良いと感じた点を挙げてみました。
私なりの使い方なので重視する点も特有なのかもしれませんが、何かしら参考になれば幸いです。
防塵防滴
私が最も重視したのは、防塵防滴になっていること。これは羨ましい!
このところ私が住んでいる地域では雨が続いているのですが、EOS Mシリーズはすべて、レンズも含め防塵防滴ではないので非常に気を使います。
「簡単に、綺麗に撮れる」への負担が更に減ったようなカメラに感じます。
小型軽量、カッコいい
M5がボディのみで427gであるのに対し、G1X3は399gとレンズも込みなのに軽くなっています。
しかもデザインが・・若干ボテっとしたM5と似ているようで、非常にソリッドでかっこいい!
体形的には私はM5の方が似合っているかもしれませんが、より小さく軽くレンズも収納できるG1X3は持ち運びにも適していると思います。
物理的使い勝手の差
ついでに言うと、レンズ収納は楽ですよね。
最近のEF-Mシリーズのレンズは使用時にロックを解除するものが増えています。
レンズキャップを外す手間と共に、このロックを外して伸ばすという作業が先に入るので、そういった意味ではコンデジの収納レンズは片手で電源ONですぐに使えるのは羨ましい。
さらに、EOS M5は左側に電源スイッチがあるのもアレですし、ONとOFFがスイッチで切り替わるせいかBluetooth接続も電源をONしなければできません。G1X3はボタン式であるおかげか、電源OFFでも接続できるようです。
USB充電に対応
充電方法の汎用性が増しました。
バッテリーを外して、電源に差して充電する方法しか無かったのですが、USB充電ができるならば例えば移動中などにも充電できますよね。
ミラーレスやコンデジはどうしても消費電力が大きいから、充電方法が多いに越したことは無いと思います。
仕様を比較すると、バッテリーの撮影可能枚数はM5の方が若干上ですが、移動中の充電が可能であることでより電池の持ちは良くなるかもしれません。
3脚に据えながら自撮り可能
M5は背面液晶の180チルト機能がありますが、下方向です。なので、3脚に据えたまま自撮りが非常にやり辛くなります。
一方G1X3はバリアングルということで、それが可能です。
家族旅行などで写真を撮るとき、全員が写っていることを確認しながら撮れるのはいいですよね。
ソフトウェア機能の充実
本格的な撮影に振ったEOS M5に対して、G1X3はソフトの機能も追加されているようです。
特にショートクリップ動画や個人認証など、パパママファミリー向けの機能も追加されています。
普段の持ち歩きに加え、家族撮りにも楽しめるカメラなのではないでしょうか。
まとめ
ほんとうにざっくりとですが、公式サイトをずらっと見て感じた良い点を纏めてみました。もちろん触ってみないと実際のところはわからないわけですが、スペック上からは良いカメラだなと感じました。
比較してEOS Mシリーズの良さってレンズ交換ができるという点があり、より多様な画角に対応できたり、EFレンズが使えるというメリットはあります。
しかし正直EF-Mレンズは充実しているとはいいがたく、EFレンズを装着すると大きくなります。こと標準域に関してはG1X3の方が家族撮り+自分の趣味の撮影をする分にも良い点も多いのかも。
物理ボタンの数がM5の方が若干多いので操作性は上かとも思いますが、これも慣れの問題ですからね。キーの割り当てもカスタマイズできるみたいだし。
まさにEOS M殺しのカメラだな~。
価格が高いですが、私が所有しているEOS Mシステムを全部手放せば入手はできそう。機材や場所も減るわけだし、少し真剣に考えてみようかと思います。
ちなみに私は初代G1Xのユーザでした。
当時はカメラの知識ゼロでしたが、カメラの力で子供たちの写真が綺麗に撮れていて、本当に良かったと感じてます。
家族撮りカメラとしても、レンズも買わなくていいのでとても良いカメラであると思います。
価格はあれですが、発売されたら触ってみたいと思います。