2歳9カ月になる我が家の次女は、上の二人に比べて明らかに頑なです。
どれだけ言っても言うことを聞かないし、兄姉に向かっても譲らないどころか時には叩いて反撃するほど。
たしか最初に覚えた言葉は、「イヤ」。
夜中に寝ぼけて泣くときも「嫌だ~~~!」とか絶叫しています。
そして結構早いうちに聞こえないフリも覚えました。
「うんちしたんでしょ?」
「・・・(そっぽを向いたまま)」
一時期は挑発的に舌を出したりしていました。
そして最終的には得意の絶叫で怒りを表現し、でかい声で泣き出すといつまでも止まりません。
「お菓子はご飯食べてからだよ」「・・・」
「お風呂入るよ」「イヤ」
「歯磨きするよ」「ベー」
「ワタチが遊んでたの!」「○○(次女)ちゃんの!」
「もう帰るよ」「・・・」
「もうごちそうさまでいいのね」「ギャー!!」
わけわからん・・。
この頑なさ=言うこと聞かなさは赤ちゃんの頃から感じていたので、きっと生まれ持ったものなのでしょう。
広く受け入れてあげたいところですが、こちらだって人間。普通に感情的に怒って言うことを聞かせようとし、次女も更に頑なになるというイタチごっこになっていました。
ところが。
こんな次女に簡単にいうことを聞かせる、魔法の言葉を見つけたのです。
それは、「○○だよね~。」という言い回しにするというもの。
すると不思議なことに、次女も「○○ね~」と言って受け入れるようになるのです!!
例えば歯磨きの後にお菓子を食べたがったとき、これまでならばこんな会話になりました。
「食べたいの!」
「もう歯磨きしたでしょ、また明日食べよ」
「食べたいの!!食べたいの!!」
「だから歯磨きする前に聞いたでしょ!ダメです」
「ギャーー!!」
これが魔法の言葉でこう変わります。
「食べたいの!」
「歯磨きしたから、明日食べるのね~」
「そうね~明日食べるのね~」
で円満解決という。
「お菓子はご飯のあとね~」「オカチ、ごはんの、ね~」
「お風呂入るんだよね~」「おふろはいるね~」
「歯磨きしようね~」「はみがき、するね~」
「もうおねんねしようね~」「おねんね、するね~」
なにこれ。驚きの素直さ。しかも本人も前向きになってくれてWinWin感になります(笑)。
あまりに楽になるためついついこちらも夫婦2人掛かりで再三に渡って繰り返してしまい、いつ魔法が解けるか恐々としているのですが。
もし言葉が分かるお子さまがどうしても言うことを聞かない場合、「ね~」を試してみるのはいかがでしょうか。
魔法が解けたらそれはそれで残念ですが、それよりもまだ拙い言葉で「ね~」って返してくれるかわいらしい声がいつか聴けなくなるのがとても残念。
今のうちに動画で沢山撮っておこうと思います。