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他力と自力と

育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

EOS M3は一眼レフ機の代わりになるか?についての感想

操作性の良い通勤カメラとしてEOS M3を購入したので、2カ月ほど使用した感想を纏めています。

前回はEOS M/M10との比較をしてみましたが

 

tarijiri.hatenablog.com

 

今回は一眼レフの代わりになるカメラか?という視点で考えてみました。

あくまでミラーレス機なのでお門違いの期待ではあるのですが。。

 

私はM3を通勤カメラとして購入したわけですが、それ以外にもレフ機の代わりかサブ機になればいいなと期待もしていたのです。具体的にはEVFを使ってファインダーを覗くスタイルで、手持ちのEFレンズを使ってある程度気持ちよく撮影が楽しめるカメラであるかという点です。

 

購入以来積極的にEFレンズを着けて使ってみました。

その感想を纏めます。

 

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私の結論としては、NO

人それぞれ感覚は異なると思いますので、一個人の感想なのですが、私としてはやはり一眼レフの代替として気持ちよく使えるカメラではありませんでした。

 

もちろん使えないということではありません。M3は画質が良いので、例えばLレンズの描写を活かした美しい写真が撮れます。私的には画質には満足なのです。なのですが重いレンズを着けてEVFを覗いてシャッターを切る、その時にどうしても

一眼レフのような使い勝手とは遠く感じてしまったのです。

理由を自分なりに考えてみました。

 

握りこめない

レフ機と比較したM3のメリットの筆頭はそのサイズ感だと思います。そして持ち運ぶような際はこの恩恵があり、実際私も通勤カメラとしてカバンに常駐させています。

 

なのですがレフ機のようなつもりで使う場合、特にEFレンズを装着したときはその小ささゆえに右手の安定性を欠いているように感じます。

その理由を考えてみたところ、ボディの高さが足りないこととボディの薄さもあり、右手親指の付け根のぷっくらしている部分(母指球)に届かないことで、右手の先っちょのほうでつまんでいるような感じになってしまうためのようです。

 

汚いおっさんの手で恐縮ですが・・

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我が家の一番小さい一眼レフ、EOS Kiss Digital Nですら母指球で支点ができます。

 

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一方のM3だとこんな感じ。手の中での支点が少なくて、指先だけで支える感じに。

 

小さいレンズであれば左手でもボディを支えられるので問題はありません。重いレンズを付けた場合に、唯一ボディを固定させる右手側をがっちり握りこめないと心もとなく感じます。

 

小ささ軽さはメリットですが、重いレンズを付けるとそれは活きないというか、むしろデメリットにすらなってしまうんですね。

ただ私は手が普通よりもだいぶ大きい方ですので、人によっては全く異なる感覚かもしれません。

 

ファインダーを覗きながらの操作ができない

EVFは初めてなのですが、背面の映像がそのままクリアに表示されることで色々な情報を確認できるというのは大きなメリットです。

ですがやはり、ボディが小さすぎることでファインダーを覗くとボディごと顔に引っ付くような感じになり、背面側にある各種ダイアルをクルクルと回すためには一度顔を放さないとやり辛いのです。

ボタンの配置を覚えてファインダーを覗きながら操作できるのはレフ機を使うだいご味と思っているのですが、M3ではちょっと難しいです。

 

レスポンスが遅い

レフ機を使う最大の目的は、私はレスポンスへの期待です。その本質は「ストレスなく気持ちよく使い続けられる」ことかと考えています。

これを正直ミラーレスに要求するのがおかしいのは知りつつある程度匹敵してくれればと期待していたのですが・・。M3はファインダーもシャッターもレスポンスがワンテンポ遅く感じ、これまたレフ機のような感覚とはずれてしまいます。

 

とはいえMシリーズにはこれまでレスポンスの不満は無かったんですね。でもM3には感じてしまった。

その理由はやはりEVFにあるようです。ファインダーを覗いて撮るという動作によってどうしてもレフ機の感覚を呼び起こしてしまい、比較してしまうんですね。これはEVFに慣れていなかった私の問題もあるのですが。

 

EVFそのものもレスポンスは良くはないです。「今!」という瞬間にEVFを覗いた時、内部で表示されるまでにタイムラグがあるんですね。最初は画質の良さばかりに目が行って気にしていなかったのですが、 一眼レフのつもりで持ち歩くとそういうちょっとした時間をマイナスに感じるようになりました。

 

またこれまたしょうがないですが、レリーズボタンの押し込みが深いこともあってか、シャッターを切るタイミングもワンテンポ遅れます。「瞬間」を切り取るほどの切れ味はM3であっても備えてはいませんでした。

 ただこれは1DX2や7Dのような、レフ機でも特別レスポンスが良いカメラを使っている私の感覚なのでフェアではないかもしれません。

 

まとめ

以上のように、私としてはM3はレフ機の代わりに使うものでは無く、ミラーレスカメラとして使うカメラと感じました。レフ機も持っている私としては使い分けしたほうがそれぞれの良さを活かせるなと。

当たり前の結論なわけですが(笑)。

 

ただ繰り返しになりますが使えないという意味ではありません。

画質は良いので、Lレンズを装着しての写真は美しい。人によってカメラへの要求も変わると思うので、ピッタリとハマってる方もいらっしゃると思います。

 私にとってはカメラは出てきた写真の質と共に撮影していて気持ちよい・楽しいということも重要なので、私としてはEF-Mレンズを使って楽しむべきカメラだった、ということでした。

 

EFレンズ資産を活かせないイコール、EF-Mレンズを使って他社機と比較されるカメラということになります。正直、EF-Mレンズのラインナップは折角のボディの良さを活かしきれていないようんい感じます。。折角レンズ交換カメラを使っている喜びを感じられるようなEF-Mレンズが増えてほしいです。

 

ともあれカメラのサイズというものに対して、私としても勉強になった考察ではありました。で、一眼レフ機ってやっぱりいいなと再認識もさせてもらいました。