他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

カメラ初級者パパのEOS 1DX Mark2 感想 追加分

1カ月ちょっと前、初心者パパにとってのCanon 1DX Mark2を使った感想、という我ながらレアなものをまとめてみました(笑)。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

 

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当時書ききれなかった分や、使い続けていてさらに特徴的に感じたことを追記してみます。初級者の感想程度のエントリですので、どうか温かい目で読んでいただけますと幸いです。

※以下、1DX2で撮った写真は、フリーソフトで縮小したものになります。

 

ファインダーが非常に見やすい

私はいまだにOVFが好きなのですが、その理由の最大のものはやはりファインダー越しに見る世界の綺麗さ。そしてその点で、私はこのカメラに大満足しています。

本当に広く、美しく見渡すことができます。

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そして見えやすさという部分でも優秀であり、マニュアルでのピント合わせがやりやすいです。

具体的に言いますと、薄暗い部屋で子供のまつげをMFで狙うことができるほど。それぐらい良く見えるのです。

 

勿論拡大表示ができるEVFのほうが合わせやすいかもしれませんが、ピントを動かすと世界が前後する景色の美しさはOVFならでは、なのではないでしょうか。

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これはピントを前後させている途中の写真です。合焦する花が前後するのがとても気持ちよかった。

 

部屋の中でもしっかりと撮れる

私がこのカメラを一番使う環境は、仕事から帰った後の蛍光灯の室内です。

そんな暗い環境であっても、動き回る子供を楽々撮ってくれます。ISOも結構上げてもブログやL版印刷程度であればノイズも気になりません。

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失敗写真が減ったので、なかなかブログに挙げられる写真が少なくて、半端な例ですみません。。この写真はシャッタースピードが遅いですね。

 

はしゃいで遊ぶ子供たちの姿を、忙しい日常でも撮れるのは嬉しいもの。

動きものが得意なカメラなうえに暗所にも強いということで、このカメラを選んだ最大の目的は十分に果たしてくれています。

 

操作性が良い

非常に操作性が良いと感じています。カスタムもできてまだまだ使いこなせてはいないのですが、デフォルト状態であっても慣れてくるとファインダーを覗いたまま、大半の設定を変えることができます。

左肩部分もボタンであることが大きいと思うのですが、

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操作性という部分で特に感じるのはAFポイントの移動のしやすさです。

 

公式サイトのAF領域がこちら。

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私が以前使っていたEOS 6Dよりも、現在併用している7Dよりも、AFポイントの数がずっと増えています。

子供の顔を撮る場合は即座に目にフォーカスを合わせたいのですが、この中の任意の場所にAFポイントを移動させるのは大変そう。

 

1DX2には7Dと同様、マルチコントローラーという棒状の入力機があってポイントを動かせるのですが、実は私はこれも苦手。例えば右に一度倒しても一マスしか動かないのですね。子供が並んで座っているときに、最初は右の子、次に左の子の目を狙う場合のように、大きく位置を動かすには何度も倒さねばならず、それが苦手なのです。

 

が、ここで効いてくるのが二つの電子ダイヤル。

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こちらがメインで

 

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こちらがサブ。サブ電子ダイアルの二つ上にあるのがマルチコントローラー。

 

この二つをクルクルと回すことでAFポイントを上下左右に連続的に動かせるのです。これが非常に使いやすい!

この機能は6Dや7Dにもあるのですが、測距ポイントが増えた1DX2ならではの使い勝手の良さに感じました。

 

親指AFボタンの位置が秀逸

1DX2は握りやすいグリップだと思うのですが、この親指AFボタンを押した時に更にグリップ感が向上するのを感じました。

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構えてこのボタンを親指で押した時に右手全体がボディの形にハマって、最も握りやすい最終形態に導かれるように感じるのです。

私の手の場合なので誰にとっても有効かは分からないのですが、AFの場合はこのボタンを使うことが増えました。

右手の安定はブレの削減にも重要だと思います。これも良い点だと思います。

 

ストラップの質感が良い

私はほかのカメラにはストラップを付けておらず、以前こちらで紹介したものを使っているのですが 

tarijiri.hatenablog.com

 

このカメラは同梱されていたものを使っています。

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ストラップを付けていると自宅内では不便ではあるのですが、外に持ち出すときにニンジャストラップでは不安だしバランスが悪いので仕方ないですね。

でも、過去に使っていたどのカメラのものよりも滑らかさがあり、気に入っています。

 

イマイチな点

イマイチと感じる点ももちろんあります。

前回も書いたサイズと重さは自宅内で使う分には気にならなくなりましたが、外に持ち出す際には躊躇してしまいますね。

 

そして兄妹がいる子供撮りカメラとして、分かってはいましたが被写界深度の浅さはむしろネックになることも。同じ距離で撮らないとどちらかにしかピントが合わないのです。

このような場合はAPS-CのEOS M10などを使っていますが、折角なのでもう少し工夫をしてみたいと思っています。

 

また前述したAFエリアが、これまたわかってはいましたがもうちょっと密度は減ってもよいので広いと嬉しいなと感じます。画面いっぱいぐらいに兄妹達が並んでしまうと、端の子にピントを合わせる場合はフォーカスロックが必要になります。

 

今回は以上となります。

イマイチな点は既にわかっていたことが多く、使い込むごとに更に良い点に気付けるようになってきている気がします。

コスパが良かったと思えるように、これからもガンガンと使っていきたいと思います。