他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

動物園での写真撮影デビューしました

とある出勤予定であった休日、出勤不要になったものの妻のお義母さんが来てくれることになっていたので、久しぶりに一人の時間をもらいました。

そこでずっと行ってみたかった動物園に、カメラを一台持って出かけました。もともといつか子供たちを連れて行ってあげるため前もって行ってみるというつもりだったのですが、動物を撮るのはほんとーに楽しかったです!

 

カメラに興味を持って初めての動物園ということで、色々と勉強になったことがありましたので、その辺りについてまとめてみようと思います。

以下はEOS 6D+Tamron 70-300mm A005の組み合わせで撮って出しjpg写真を、フリーソフトで縮小したものです。

 

動物の何を撮るの?

動物を意識して撮ろうとしたのが初めてであったのでどのように撮るべきか考えました。

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結果、やはり顔をしっかりと撮りたいなと思いました。

しかし、人間に飽き飽きしているのか、なかなかこちらの都合の良いような表情は見せてくれません。このあたりが難しいな、と感じました。

 

望遠について

今回は上野動物園に、70mmから300mmまでのズームレンズを持っていきました。

大半の場面では300mmあれば足りたように感じます。

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迫力のある顔が撮れました。

 

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300mmあると、猿山のサルも大きくしっかり撮れました。

 

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これは距離がありすぎて、もうちょっと欲しかったところ。撮影場所を変えた方が良かったです。

 

動物は檻の中にいるので、写真を撮るには網や柵やフェンス越しに 撮る必要があります。

こういう時は望遠レンズで被写界深度を浅くして、柵やフェンスをぼかして撮るのが一般的なようですが、私もそれを真似してみました。

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細い網のようなもので囲われている動物は、300mm程度の望遠で綺麗に撮れたかと思います。

 

ですが、全体的に檻の手前にも柵があり人は檻に近づけないので、レンズをギリギリまで檻に近づけることができないため、手前ボケさせ切れないところもありました。

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当然、300mmだと目立たなくできた柵も、70mmだと目立つこともありました。

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テレ端ではこうでしたが・・

 

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全身を撮ろうとするとこんな感じに。

もうちょっと寄って撮るとか、F値の小さなレンズを使うなどの工夫が必要になりそうです。

 

最短撮影距離

動物園では広い場所での撮影がメインとなりますが、室内で小さな生物などの展示してある場合もあります。このとき問題となったのが、狭い場所でピントが合わせられないというものでした。

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私が持って行ったレンズの最短撮影距離が1.5メートル。室内で撮るのにそれぐらい下がる必要があるのでここは不便でした。レンズの付け替えか、もう少し最短撮影距離の短いレンズにすると便利だったと思います。

 

ブレ・ピントヅレ

全身が美しい毛でおおわれている動物を撮ると、いつも以上に手ぶれやピントが甘いところが目立ってしまうように感じました。

今回見直してみて本当に失敗写真も多かった・・。

 

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カメラはしっかり固定したつもりが、ピントがヅレてしまった例。ぼやけが目立ってしまいます。

 

そして動く動物に合わせられず、失敗してしまったものも多かったです。

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人が多かったので、AFをサーボに替える手間がためらわれて、ワンショットでパパッと撮ったらこんなぼけたトラに・・。

 

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急に動き出しそうになったため、カメラを動かしてしまった失敗例。

 

失敗してしまった写真も多かったのでそもそも動くから動物なので、ここは技術を上げたいですね。

それとは別に、やはり高解像のカメラで撮ったらさぞかし気持ちいいんだろうな~なんてことも感じました。この先、もっと高画素のカメラが安くなってくれたら嬉しいですね。

 

フルサイズ

今回、天気は曇りでした。日が照ることが無い比較的暗い天候ということで、フルサイズの6Dを持っていきましたが、これは正解だったと思います。暗いところにも撮りづらさを感じませんでしたし、下手ながらも美しい写真も撮れました。

ただ、7Dで換算480mmという距離が欲しかったと感じることもあったので、晴れた日には7Dも試してみたいですね。

 

まとめ

いつも拝見しているブログで動物園や野生の鳥などの写真を見せていただいてましたが、こんなに難しいものだとは思いませんでした。

ただ失敗は多かったものの、動物を撮るという行為そのものはとても楽しかった!

学校や保育園の運動会よりも、お客さんが一眼カメラを持ってらしたのが印象的でした。白レンズの方もいらっしゃいました!うんうん、こんなに楽しいんですもんね。

 

子供たちと一緒の時にはこんなにじっくりと撮れないのでしばらくこんな機会はないかもしれませんが、また時間を見つけて撮りに行きたいと思います。

カメラって楽しいな~。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D

 

 下手な私が適当に撮っても、動物の美しさを撮ることができました。

 

安いのに本当に綺麗に撮れて、しかも軽いというレンズ。強力な手ぶれ補正機能は望遠で真価を発揮しますね!