初夏を迎え、街が彩りで溢れています。
私も近所のカメラ屋さんで売っているこんな安いフィルムを購入し、
これまたご自慢のCanon FTbという機械式カメラに詰めて,、下手なスナップを楽しんでみました。
これは以前ヤフオクで購入したカメラですが、独特の雰囲気の写真が撮れるので、のんびりと使い続けています。ちなみに購入時に書いたエントリがこちら。
Canon FTbはいわゆる機械式カメラであり、露出のヒントだけは教えてくれますが、フィルムのISOの設定も絞り値もシャッタースピードも、すべて手動で入力して撮ることになります。
オートに慣れた身体ですが、じっくりと設定しながら一枚一枚撮るのはやっぱり面白い!フィルムの購入や現像にもお金がかかるのもあり、シャッターを押すのに緊張感があります。これは今のデジカメには無い魅力。たった24枚だったのに、全て撮りきるのに3週間もかかってしまいました。
そして現像をお願いした写真(私は現像とデジタルデータ化のみお願いしています)と初めて対面するときのドキドキ感!
これもまた、撮った直後に成果を見られるデジカメでは得られない楽しみだと思います。
FTbは1971年(昭和46年)発売のカメラ。当時の使用電池は既に売っていないため、電圧の異なるLR44という電池を使っています。そのため露出が微妙に異なっています。また、カメラの特徴なのか安いフィルムのせいか、独特の土っぽい写真がになります。
こんな理由から、私がFTbで撮る写真はちょっとオーバー気味でざらつきのある写真となるんですね。
ただこの雰囲気が、とっても好きなんです!
下手ながら今回のフィルムに入っていた写真を紹介させてください。
最初の一枚、露出の失敗というよりなんでこんな写真撮ったん?
電線と空の懐かしい感じ。
淡い夕方の雰囲気・・出てないですが。
手水舎の水にピントを合わせたところ・・単にぼけただけの写真になってしまいました。
見上げた鳥居。露出は難しいですが、緑の鮮やかさは好きです。
こちらも花の美しさよりは緑の強さが出ました。これはこれで好き。
子供たちの半そでと右端に付いているゴミ。
やはり独特の雰囲気が出ていると思うのですがいかがでしょうか。
今回使っていて、露出計がちょっと怪しくなってきたかも・・と感じました。古いカメラ、いつ動かなくなってしまうかもわからないので、大切に使っていこうと思います。