先日、会社帰りに内緒で寄り道をし、500円のジャンクですがEFレンズを見つけたので買ってみました。私は知らないレンズでしたが、EF35-105mm F3.5-4.5という約30年前に発売されたレンズであったようです。
公式さまはこちら。
デジタル以前のレンズであったようですが、35mmから105mmと中望遠が便利そう。
特徴としては直進式のズームであることのようですが、ジャンクということでこの辺のガタが酷く、直ぐに可動部が傾いて引っかかってしまうことが多いです。
これは上手く伸ばせたパターン。
このレンズをEOS Kiss Digital Nに装着してお気軽に持ち出すのが最近のお気に入りです。
手持ちの中では最も古い同士の組み合わせ、なかなか似合ってますよね!しかもとても軽いんです。
私は24-70mmのレンズを標準レンズとして使っていますが、どうしても70mmでは物足りないと感じていました。このレンズの105mmまで、というのは便利ですね。
500円のジャンクということで画質には期待してはいませんでしたが、中を覗くとくもりがあり、いざ撮ってみるとこんな感じでした。
私の腕の下手さと相まって非常にぼやぼやと締まらない写真ばかりですが、見方によってはソフトフォーカスのような淡い描写と色味になっていて、これはこれで味がある!とは言えないでしょうか。常に懐かしさ要素が足されるというか(笑)。
子供の写真はしっかりくっきり撮っておいた方が良いと思いますが、時にはこんな写真を残しておくと、振り返った時に感情を揺さぶられそうな気がします。
このレンズ特有の味、私は気に入ってしまいました。カリカリさや彩度の高さだけが写真の魅力ではないのですね。
購入時点では前後のキャップもついてないような扱いのレンズでしたが、買ってよかったです!
今後とも手放すことなく、時々切ない気分の時に持ち出してみようと思います。