他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

EOS-1DX Mark2が写真機として向上した点を、まとめてみました

キヤノンさんの新しいフラッグシップ機、EOS-1DX Mark2が発表されました。

2016年4月下旬の発売だそうです。

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もちろん高値の花ではあるのですが・・このお小遣い制パパにも色々とありまして、無理して無理して、さらに無理を重ねて工面すると、もしかしたらどうにか手が届くかもしれない状況になりました。

カメラ弱者ではありますが、今後10年以上使っていくカメラとして本気で検討しています。

 

私の場合、メインの使い方は子供のスチル撮影となります。

1DX Mark2(以降1DX2)のスペックを流し読むと、動画の機能向上が著しいのは顕著なのですが、写真機能としての向上はイマイチ売りを理解しきれずにいまして、これであれば私レベルであれば旧機種となる1DX(以降1DX1)で十分なのではないか、とも考えております。これならば無理を2回ぐらい重ねると届きそうなのですね。

 

そこで改めて、1DX1から1DX2になって写真機としてはどのような進歩があったのか、公式のサイトで確認できたことをまとめてみます。

※あくまでカメラ弱者がサイトで調べただけの内容なので、浅い上に誤りもあるかもしれません。参考程度にしてくださいませ。

※1DX1は2016年3月現在の最新ファーム(ver 2.0.3)を対象とします。

 

参考にしたサイトは以下です。

1DX1のサイトはこちら。

キヤノン:EOS-1D X|概要

 

1DX2のサイトはこちら。

キヤノン:EOS-1D X Mark II|概要

 

公式上のスペック比較表はこちら

キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS|商品比較表

 

では、行ってみましょう!

 

CMOSセンサー搭載

・2020万画素(旧は1810万画素)より高画素になったが、S/N比とダイナミックレンジに優れる

 

素数が上がることの心配はありましたが、ノイズやDL機能は向上しているようですね! 

 

新映像エンジン搭載

・デュアルDIGICが5+から6+となったことで処理速度の向上
・読み出しの高速化により、高速連続撮影の向上、連続撮影可能枚数が大幅にアップ

・常用ISOの範囲の変更は無いが、新ノイズ低減処理により静止画の高感度画質向上

拡張ISO感度 にH3:409600相当を追加

 

ドライブ関連

AF/AE追従での連続撮影が、約12コマ→約14コマ/秒

ライブビュー撮影では秒間約14コマ→16コマ、しかもjpg撮影のみから、RAW/RAW+JPEG記録も可能に。更に液晶モニタのブラックアウトも無くクイックビュー表示が可能に。

ソフト撮影(以前の静音撮影)の連続撮影2種類に対応作動音低減の仕組みも取り入れている

 

私は連写よりも、ソフト撮影の音が気になります。6Dの静音シャッターは素晴らしいので、それぐらい音が小さいと使える場所が増えそうです。

 

AF関連

・測距エリアが1DX1比で周辺測距点を最大約24%、中央部を最大約8%拡大

・最大61点(クロス21点)、すべての測距点でF8対応測距が可能
・低輝度限界が-2→-3
・測距点をスーパーインポーズで赤色表示が可能
・AIアルゴリズムがAIサーボAFⅢ→AIサーボAFⅢ+になり、接近してきた被写体が突然に高速で遠ざかるようなシーンへの対応力を強化

 

各部名称」によると

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⑬が「十字タッチパッド」だそうです。私は6Dでこの位置の操作が慣れているので、AF位置の変更がここでもできたらいいな。

 

作画関連

・ピクチャースタイルのシャープネス項目に「細かさ」と「しきい値」が追加され、細部への調整が可能に

・ピクチャースタイルに「ディテール重視」が追加。繊細な質感を表現したいときに有効

・オートホワイトバランスで「雰囲気優先(光源の赤みを残す)」「ホワイト優先(白を白く描写)」が選べる

 

カメラ内でのデジタルレンズオプティマイザ対応

撮影時の各種補正(色収差・周辺光量・歪曲収差・回折現象)が可能に。
・しかも常時ONで撮影の機動性には影響がない。
・レンズ光学補正データをすべて内蔵され、今後の追加登録も不要。

 

私はjpg撮って出しばかりなのですが、カメラ内で補正してくれるのであれば積極的に使ってみたい!

 

ライブビューAF

デュアルピクセルCMOS AFに対応し、ライブビューでも高速かつスムーズなAF撮影が可能に

タッチ操作によりAFフレーム設定が可能に(タッチシャッターは非対応?)

 

ライブビュー撮影はだいぶ使いやすくなりそうですね。 

 

その他

宇宙線などの影響により生じる輝点ノイズを撮影時に補正できる機能追加

ISOオートの低速限界に「自動設定」機能追加(レンズの焦点距離に応じて制御)

・記録メディアがCFカード×2のデュアルスロットから、CFast 2.0カード+CFカードへ変更

・人工光源下での露出・画質安定性を高める、フリッカーレス撮影機能追加
カメラ内GPS機能機能追加
USB3.0対応
WFTサーバ機能向上
スマートフォンタブレット連携対応※優先LAN接続やトランスミッター装着が必要

 

以上です。

※もし誤りなどございましたらごめんなさい

 

写真機としての機能に絞ってみてもこれだけのスペックや機能の追加がありました。数字には出していないけどより使い勝手を向上させているところも多いようです。この1年ほどに先行して発売されたカメラに搭載された機能も多かったですね。

注視する点はそれぞれあるのでしょうが、いかがでしょうか。

 

子供のささやかな一瞬を、カメラの力を借りて簡単にきれいに撮りたい。それが私の最大の目的です。そのために必要な機能とはなにか。

一方、人生でおそらく最後のフラッグシップ機購入のチャンスであり、少なくとも今後10年は一眼レフ購入を諦めるつもり=もしかしたら私の人生最後のレフ機になるかもしれないカメラでもあります。

 

その視点でいうと価格差分の違いを見いだせるか・・。

 

 私にとっては1DX1ですらオーバースペックであり、調べれば調べるほどこちらも素晴らしいカメラでした。毎日値段をチェックしています。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X ボディ EOS1DX

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X ボディ EOS1DX

 

 

あるいは得意のじっと我慢の子か。。メイン機として使っているEOS 7Dと6Dも十分すぎるほど良いカメラなので、我慢も十分あるでしょう。

 

これからじっくりと、かと言って熱い気持ちは忘れずに検討し、結論を出したいと思います。

 

今回のまとめがどなたかの参考になれば、幸いです。

※あくまで参考程度で、お願いいたします。