以前使用していて大変気に入っていたCanon Powershot G7Xというカメラがあります。
公式さまはこちら。
私は親に譲ってしまったものの、その使い勝手の良さと機能の豊富さ、そしてなにより画質が気に入っていていつか買い戻したいと思っていました。
そんな中、4月下旬に後継機であるG7X Mark2が発売されることが発表されたのです。
公式さまはこちら。
旧機種の初代G7Xも非常に完成度が高くて、一見スペックを比較しただけでは違いが分からなかったんですね。そこで、公式ページを比べて違いを確認してみました。
DIGIC6からDIGIC7へ
映像エンジンがDIGIC7に変わりました。Mark2はDIGIC7が初めて搭載されるカメラとなります。
公式を見ると、
・従来を大幅に上回る処理性能
・それによって、画質・ブレ補正・低ノイズ化や追尾・検出性能の高精度化
・さらに省電力性能による撮影可能枚数の向上や、撮影間隔の短縮
というメリットがあるようです。
恐らくカメラ内でのRAW現象やRAWでの8コマ連写が可能になったのも、この処理性能向上のおかげなのでしょう。
また液晶の表示タイムラグが約50%の短縮化だそうです。初代もそれほど遅かった覚えが無いのですが、これも楽しみですね。
個人的にはレスポンスがよくなって使用感が向上しているか、見てみたいです。
表現性能の向上
EOSと同じ、ピクチャースタイルが採用されているようです。
ピクチャーススタイルとは、被写体や表現イメージに合わせて画づくりを調整できるというもの。例えば「ポートレート」を選択すると肌の色を綺麗にしたり、「風景」を選ぶと青や緑が鮮やかになって解像感を増す、などです。
私はEOSでもjpgオンリーが主であるので、撮る時にピクチャースタイルは意識しています。
個人的には今回追加されているラフモノクロというモードが好きなので、嬉しいです(以前はノスタルジックという名称だったのかも・・)。
タイムラプス機能搭載
タイムラプスが搭載されました。以前ipod touchに搭載された時に、面白くて結構使っていまして。子供の移動の経緯を短時間で見られるので面白かったのです。
このごろ子供3人が絡んで遊ぶことが増えたので、ボーっと撮っているもの面白そう。
動画で言うと4秒などの短時間の動画を組み合わせることのできるショートクリップ動画という機能も搭載されています。カメラ内で編集したり音楽も付けられるそう。
デザイン
最もフィーチャーされているのは、チルト液晶が下方にも向かうようになったことでしょう。
たまーに欲しくなるんですよね。たまーに。
ただ機構が複雑になった分、強度は気になります。
また、賛否のあったコントローラーリングのクリック感のON/OFFをレバーで切り替えられるようになりました。
マニュアルフォーカス時などの微調整には役立ちそうですね。
デザインとしては全体的にエッジが効いているように変更され、いまいち評判の悪かった持ちにくさを解消するためのグリップが搭載されているようです。
マニュアルフォーカス
前述のコントローラーリングのクリックOFFと共に、マニュアルフォーカスの機能もアップです。
従来は2倍/4倍であったMF拡大表示が5倍/10倍に対応し、さらにMFピーキング機能も搭載されました。MFピーキングとは、マニュアルフォーカスしている時に、今ピントがあっている位置を色で示してくれるものです。特に拡大はEOS M10で時々使っているのですが、便利ですよ!
その他細かい点としては
・スマートフォン・タブレット端末への取込/保存可能ファイルが50枚から500枚になった
・NFCの機能制限が無くなった(詳細不明)
・有効画素数の微減
・若干のサイズアップ
等があるようです。
まとめ
最初にも書いた通り、私にとっては初代G7Xの時点で完成度も満足度も高いカメラでした。
今回変更された点を調べてみると思ったより違いがありましたが、お値段ほどの差があるかどうかはそれぞれの運用状況によると思います。
安くなった旧機種を買うか
新機能搭載の新機種を買うか
じっと我慢の子か・・
じっくりと検討してみようと思います。
素人視点からのスペックのみの比較で恐縮ですが、購入を検討されている方の何らかの参考になれば幸いです。
ps
G7X Mark2はキャンペーンやっていますね。購入するとバッテリー追加、事前エントリーの上購入で万年筆がもらえるようです。。って万年筆!?