他力と自力と

育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

「ジョン・ウィック」 感想 ネタバレ

キアヌ・リーブスの引き出しの豊富さたるや・・。

 

2015年:米国

監督:チャド・スタエルスキー/ デヴィッド・リーチ

映画は全く詳しくないのですが、好きでたまに観ています。

映画館にはなかなか行けないので、TVでの鑑賞が主になります。

どんな映画を見たか、すぐ忘れてしまうので、備忘のための感想駄文です。

 

※以下ネタバレありなので、ご注意ください。

 

 
久しぶりに映画を見ることができました。。
私事で恐縮ですが、3番目の子供が活発になり昼寝が減ったうえ、夜泣きまで復活してしまったため映画一本分すら自分だけの時間を取ることが難しくなっていたのですが、たまたま休暇を取ったときに妻が子供と出かけてくれたので時間が取れました。
昼寝しようかと迷ったのですが、せっかくの貴重な時間、お気楽に楽しめそうな本作を選んでみました。

なお、GooglePlayでレンタルしました。

 

キアヌは声からカッコイイ

キアヌ・リーブスがカッコいいですね!
私は下手すりゃマトリックス以来だったかもしれないのですが、あの頃のソリッドなカッコ良さではなく、絶望を背負った大人な雰囲気が良かったですね。
演技だけではなくアクションも車の運転もほとんど自分がやっているようで、引出しの多さを感じます。
特に、口数は多くは無いですが、たまに発せられる声が低くて好きでした。

 

柔術とガンアクションがカッコイイ

キアヌ・リーブス自らが演じているという「カンフー」、打撃系というよりも、相手の重心をずらして倒すとか、体位を変えて関節技に持っていったりという柔術系とガンアクションの融合がカッコ良くて新鮮でした。私自身、どちらかというと打撃よりそちらの方が見ていて好きです。
1対多の状況では不利になるような気もするのですが・・。それはそれ。


柔術も好みでしたが、最少モーションで一瞬でフォーカスして的確に打ち抜くというガンアクションも新鮮でした。

両手持ちの安定感や、いきなり頭を狙わずに今打ちやすい腹部や他の敵を撃った後に、確実にヘッドショットを決めるところ、狭いところでは両肘を広げて銃を目の前に固定して構えるところなどなど、実践的に感じる技術が印象的。そんなスキルが身に付いていて、敵をパンパンと倒していくのが気持ちよかったです。

 

キレが良すぎないのがいい

アクションは良かったですが、その見せ方がキレッキレの最強男表現ではないんですね。
ジョン・ウィッグは圧倒的に強いわけですが、身体の重さも感じるように見せてくれたおかげて、あくまで5年ぶりに復帰してきた身であることが伝わりました。

せっかく表社会に生きてきたのに戻ってきてしまった。。というのが、より伝わったと思います。

 

裏社会の慣習が面白い

説明なくジョンが淡々と行動することで、裏社会の習慣が見えるのもよかったです。専用の金貨とかホテルがあったり「ディナー」なんて隠語などなど、私たちには当然なじみは無いけど「そりゃあるんだろうな」と思わせるような数々のディティールも、これ見よがしではない分、現実的で気に入りました。


さらに良かったのは、それが一部表の世界と触れていること。
町の警官がジョンの家に死体を見つけたとしても、苦情の元になった騒ぎが収まっていれば「じゃ、行くわ」といつもあたり前にしているように去ってしまうんですね。
表社会の存在である警官も事情を知っているというのが面白かったです。

 

まとめ

ストーリーはシンプルでよくある系です。
バカ息子を苦しめるわけでもなく即殺してしまったり、ラスボスとはわざわざ銃を捨ててタイマン勝負にして、しかも結構いい勝負になるなど、ところどころ見ている側の想定を外すようなバランス感でしたが、私は不満には感じませんでした。


育児疲れのせいか重いストーリーを見たくない心境なのですが、気軽に見れて面白く、しかも新鮮味もある、とても良い映画を選べたと思います。人が殺されるシーンばかりあることとワンちゃんが殺されてしまう点がアレですが、それが大丈夫ならば誰にでも楽しめる作品と思います。

とにかく、キアヌ・リーブスの引き出しの多さをみるだけでも価値のある作品。

お勧めです!