読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

他力と自力と

育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

カメラ弱者パパが一年間使ったEOS 6Dに感じていること

カメラ弱者のお勉強 EOS 6D

2012年11月に発売されたEOS 6D、私が子供撮りカメラとして購入し一年が経過いたしました。
当時はカメラの知識は皆無なまま、ファインダーの大きさと綺麗さを最優先に、そしてどうせなら画質が良いというフルサイズで手が届く価格ということでこのカメラを選びました。

その時点で私が6Dに期待していたことはこれらの点でしたが、その後他の機種を使ってみたり他社のカメラの存在を知った今の視点で、この1年間使ってきた6Dというカメラについて感じていることを書き残してみようと思います。

また、一年前の私のようにまだカメラに詳しくなくて、今から購入を考えている方に、わたしなりの正直な意見も書いてみます。


とはいえ私もいまだに無知で下手な子供撮りばかりのカメラ弱者。偏った意見になっていると思いますので、出来れば生温かい目で参考程度に読んでいただけますと幸いです。

 

以下、断りのあるもの以外は、EOS 6Dで撮ったjpg撮って出しをフリーソフトで縮小した写真です。

 

私が考えるEOS 6Dの特徴

私が考える2016年2月現在EOS 6Dの特徴は、「比較的安価な、フルサイズならではの美しい写真撮影に特化した一眼レフ機」というものです。発売当時には優れた特徴が沢山あったかと思いますが、発売から3年経った現在の立ち位置はこの辺りではないかと感じています。

f:id:tarijiri:20160211143139j:plain

そしてカメラのキャラとしては「優しく、柔らかい、母性的」というもの。
連写機能は低いものの、一眼レフとしては優秀な静音シャッターがついているなど、一枚一枚丁寧に撮るようなコンセプトのカメラなんだと思います。

 

日ごろ感じている6Dの優秀なところ

未だに他のカメラに比べても優秀と感じるところをまとめてみました。

 

美しい写真が撮れる

画質の良さ、という点では文句はありません。腕の悪い私でも豊かで滑らかで美しい写真が撮れます。そんな家族写真が撮れた時は、二度と戻らないその瞬間にちょっと切なさすら感じるほど。
発売から3年以上経過した今であっても、フルサイズならではの画質という点では他機種に対しても優位性を保っている部分ではないかと思います。

f:id:tarijiri:20160211143219j:plain

また他のカメラも使うようになってから気付いたのですが、高感度への強さも室内での子供撮りが多い身としては非常に助かります。 ISOを高めてもノイズは少なくその分シヤッタースピードが稼げるので、下手な私でも比較的手ぶれなどの心配を低減できました。

 

フルサイズとしては安い

価格という点でも、いまだに現役フルサイズとしては最も安価な部類にあるかと思います。
近年ますますカメラの高機能化&高価格化が進んでいる中、今の6Dの価格帯で選べるフルサイズ機は多くないと思います。

 

一眼レフというメリット

更に一眼レフカメラなので、主要なミラーレスカメラよりはレスポンスが良いと思います。素人でも「瞬間」を捕えやすいのはレフ機のメリット。

f:id:tarijiri:20160211143607j:plain

ただ、同じ一眼レフでもやはり7Dに比べると思った時にシャッターが切れないときはあります。瞬間を撮るときには予測が必要になる感じ。


個人的には一眼レフが写真を撮っていて一番楽しいので、そこも気に入っています。

 

以上が、6Dが未だに優れていると感じているところです。

私はこの恩恵にあずかっています。


今からでも購入するべき?

このように子供撮りに使っている私としては、とても良いカメラです。
ですが、既に発売から3年以上が経っているカメラ。今から初めての、特に子供撮りカメラとして購入される方にもお勧めするか?というと・・わたし的にはこれは正直微妙です。。
他にも良いカメラが沢山あるので、人によってはそちらを選んだほうが幸せになれるかもしてません。

子供や家族を撮るカメラとして6Dを検討されている方、特に初心者の方に向けて、ユーザ視点からその理由を書いてみようと思います。

 

フルサイズ画質は必要か?

まず感じているのは、「フルサイズほどの画質は必要ないかも・・」ということでした。
フルサイズを選ぶ方は画質を重視されていると思いますが、家族や子供の日常写真程度であればAPS-Cでもマイクロフォーサーズでも1インチコンデジであっても、十分綺麗な写真が残せます。

f:id:tarijiri:20160211145655j:plain

これは7Dでパッと撮った写真。

 

フルサイズは画質の良さはメリットですが、それとバーターでデメリットもあるのです。
例えば、フルサイズはレンズ代が高くなります。同等の性能のレンズがセンサーサイズが小さなカメラであれば半額ほどで買えることも。カメラが楽しくなってどんどんと新しいレンズが欲しくなったりすると、ますます差額が大きくなります。
私は結婚以来6年以上残してきたヘソクリが、この一年で霧散してしまいました・・。

 

また、フルサイズ一眼レフ機としては軽量ですが、ミラーレスやコンデジと比べるとずっと大きくて重い。フルサイズはレンズも大きくなるので、ますますその差は大きくなります。折角カメラを買ったのに、大きいため持ちださなくなってシャッターチャンスを逃してしまう、となるのは残念ですよね。
私は小さなカメラも併用していますが、一台で運用したい場合は(特にお子様がいらっしゃる場合は)持ち運びしやすいカメラであることが必須だと思います。

また、レフ機の特徴であり私が愛してやまないOVFも、EVFの便利さをご存知の方にとってはデメリットになるかもしれません。

 

解像感を楽しむカメラではない

6D発売の前後からデジカメ業界では解像感をアピールするカメラが増えたようです。
高解像化が更に進んだりローパスレスの機種が増えたり、ハイレゾ撮影といった機能を搭載したカメラもあります。PCの大きなモニタでもカリッカリに解像されるのでしょうね。それも気持ち良さそう。

6Dは、(私の手ぶれが原因かもしれませんが)高解像した写真が得意なカメラではなさそうです。
先日6DとメインレンズであるEF24-70mm F4L ISと共にサービスセンターでピント調整を行ってもらっても、そう感じます。

f:id:tarijiri:20160211145942j:plain

6Dで撮る写真の豊かな美しさは解像感とは違う要素と思います。
大きなモニタで見たときに子供の顔が完全に解像していないのを残念に思うのであれば、もっと得意なカメラの方が良いのかもしれません。

 

動画が撮り辛い

子供の姿を撮っていると、そのまま動画を撮りたくなることがあります。6DではFHD十フルサイズセンサーの美しい動画は撮れますが、正直使い勝手は良くないです。フォーカスを自動で追従してくれないため、MFによるピント合わせが必要。動き回る子供を撮るには向いていません。

 

さらにビットレートの高いMOVでしか撮れないため、mp4で軽い運用を考えている方には不便ですよね。
また、最近はコンデジですら4Kが撮れるカメラも増えており、その中で気に入ったコマを写真として抜き出すこともできますが、当然そんな機能はありません。

私は6Dで動画を撮ることは全く無くなっています。

 

フラッグシップが買える金額

6Dは安価なフルサイズ機ですが、値段を安く抑えるためか機能は大分削られています。また、流石に発売から3年が経過しているということで、その後主流となった機能も当然搭載されていません。

2016年2月現在、6Dを購入できる価格帯で他社製品のフラッグシップ機を、しかもレンズキットで購入できたりします。
各社会社の威信をかけて機能・性能・質感の高いカメラを掲げていますね。

 

 

 

 


それぞれ特徴があって良いカメラです。「撮影」も楽しみたいならば、こういったカメラを選ぶという選択もあります。

 

以上が、今から購入するのであれば6Dでなくても良いのでは?という私なりの意見です。
この3年でデジカメの機能はますます進化し、潮流も変わってきました。そんななか、「フルサイズならではの美しい写真撮影に特化した一眼レフ機」の立ち位置も変わり、ある種尖がった特徴になっているのかもしれません。

 

ただ、フルサイズである必要性について正直な意見を書きましたが、こんなことがありました。

7Dを使い始めて以来6Dに比べてレスポンスの良さが気に入って画質も十分良いので、7Dと6Dを手放して7D Mark2に集約しようと考えたのです。ですが、それはしませんでした。この二機種で子供の写真を直接比較してみると、やっぱり6Dの写真は美しくてもったいないと思ってしまったのです。
APS-Cも十分綺麗ですが、6Dは手放すのが惜しいほどの画質でした。

 

しつこいですが私にとっての6Dは「比較的安価な、フルサイズならではの美しい写真撮影に特化した一眼レフ機」なので、この価格でフルサイズ画質を求めて一眼レフカメラが欲しいという方には、自信を持ってお勧めします。

 

私自身は6Dを選んで本当に良かったですし、綺麗な家族写真を残せているのはとても嬉しいです。

もし興味があれば、一度は触れていただきたいカメラだと思います。

 

カメラの種類はさておき、お子さんの素敵な写真を沢山残してくださいね。

f:id:tarijiri:20160211151452j:plain