HUAWEIさんのp8liteを購入後、1ヵ月以上が経過しました。
購入当初おおむね満足であった件はファーストインプレッションを書かせていただいていましたが、
それからこの1ヵ月、毎日持ち歩いて使うなかで行った設定と使用面での感想について、今回書き残しておこうと思います。
結論としてはやはり、おおむね満足です。
私の使用状況
その前に、前提条件として私の使用状況をまとめておきます。
・外出時に持ち出す用(主に平日の通勤時)
・通勤時間は短くドアtoドアで40分程度。その間は音楽かポッドキヤストを間いている
・職場では昼休みにちょっと除く程度、あるいは散歩の間音楽かポッドキヤスト
・使用しているのはSNS、ブラウザ表示、音楽、Podcast程度
・自宅では別のタブレットを使っている(LINEと電話はp8liteのみですが)
・パスワード設定を行い、PIN入力を行っている
以上から、ガンガンに使いこんでいるというわけでもなく、出勤時用がメインの用途という視点でのレビューとなります。
おおむね満足
結論から書いてしまいますが、ファーストインプレッション同様おおむね満足しています。
私は限られた、しかも負荷の少ない処理でしか使っていないので、欠点に当たることも少ないのだとは思いますが。
今の運用では問題は小さなものだけでした。
設定を変更したところ
とはいえ毎日使っている内に気になる部分も出てきます。ですが、本機種はカスタマイズできる設定が意外にも豊富で、それによって回避できた問題もありました。
使い勝手を向上させるために、私が行った設定変更をご紹介します。
スリープ復帰後、パスワード入力画面に直接移動
使用していて一番面倒に感じたのが、スリープから復帰させたときに、一度画面をフリックしてからパスワード画面に移行するところでした。このフリックも上手くできなかったりとイライラすることもありましたが、設定からこのフリック処理を無くして直接パスワード入力に移行できるようになりました。
この画面から「パスワードロックのみを使用」をONに変更します。これは良かった!
スリープからのダブルタップ復帰
スリープからの復帰の際、横のボタンを押下していたのですが、ボタンが小さいので押下するのが面倒なことと、流石に作りはチープではあるのでできるだけ物理的な負荷を減らしていきたいという考えから設定しました。
「モーションコントロール」の「ダブルタップ」から、スリープ状態の画面をトントンと触るダブルタップによって復帰するようになりました。
右手で持つ時も左手の時も簡単に復帰させることができるのでとても便利ですね!こんな機能があったんだ。
ワンハンドUI
文字入力のキーが大きいので、両手で入力していました。これが意外に手間だったのですが、キーを片方に寄せる機能があったため、これによって片手で入力が可能になりました。
例えばパスワードに関しては、上で述べたダブルタップで入力画面表示ができるため、復帰からパスワード入力まで全て片手で可能となりました。
これも良い機能ですね!
設定の「ワンハンドUI」から設定します。
※実際に寄せている画面はスクリーンショットでは撮れなかったので、乗せられませんでした。すみません。
イマイチに感じている点
と、元々文句が無かった上に、機能によって利便性を増す事ができて、非常に使い勝手は良くなりました。
ただ、満足度は高いという前提ですが、それでもイマイチに感じるところはありまして。
ここからはそれについて書いてみます。
文字入力にミスが増えた
私はこれまでiOS製品や他のAndoridスマホも使ってきましたが、文字入力のミスが最も多くなっています。
具体的には、
・押したつもりのボタンが押されていない
・フリックしているつもりができていない
・意図せず候補文字を選択してしまう
こんなことが増えました。
デフオルトで貼ってある保護フィルムのせいなのか、サイズ感に自分が対応できていないのか。原因は分かりませんが、ラインで2行書く間にもミスが出てしまうほどなので、正直この端末で文字人力はしたくありません。
これがこの端末で最大の不満点です。
パスワードも入力がいまいち
上記と同じなのですが、パスワード入力時に文字人力に失敗することが多々あります。
最初の文字が読み込まれないなど、一度戻って入力しなおす必要があるので面倒です。
ダブルタップが効かない
ダブルタップの起動は便利なのですが、何度やっても効かないときがあります。
というか、私としては効くときと効かないとき、半々ぐらいかも・・。
なんどもタップしているのに起動せず、結局物理ボタンを押す時が一番面倒ですね。
変換予測がいまいち
この部分の仕組みは良く分かっていないのですが、日本語入力をしていてなかなか予測文字がヒットしません。なんか余計なことをやり過ぎていて、シンプルに「これの漢字表示してくれないかな」みたいなことも多いです。
予測/変換という設定項目もあってカスタマイズできるようなのですが、これは私がまだ使いこなしていないのかもしれません。
他のアプリを入れることで解消できるとは思いますが、お金かけるほどでもないしな~と言った諦めの心境になっています。
分かっちゃいたけどNFCが無い
これは分かっていて購入したので文句では無いのですが、運用していてやっぱりあると嬉しいな~と感じました。
一眼で子供の写真などを撮ってスマホに移す場合、やはり手間の少ないNFC機能のついた自宅用タブレットを使ってしまうのです。そうすると、外出先でつかうこの端末には子供の写真があまり増えないんですね。例えば飲み会の帰りの電車で、本を読む気にもなれずSNSなども見あきた後、子供の写真でもみようかと恩ったら・・全然増えていないなんてことが起きています。NFCがあればこちらの端末も積極的に使えて、写真をローカルに置けたのにな~などと感じたのでした。
もちろん、自宅でPCやクラウドから写真をローカルにコピーすれば良いだけの話なのですが、「いつの間にか溜まっていた写真を見返す」という贅沢を味わいたい時もあります・・よね?
そんなプラスアルファの贅沢が味わえないのは残念だな・・という程度の話でした。
以上です。
不満点として、インプット関連の精度がイマイチなのかな~という感じです。
これは個体差かも知れないし、私の使い方が下手なのかもしれません。
もし購入を検討されている方は、お店で文字入力関連について試されるのが良いのではないでしょうか。
まとめ
とはいえ、私の使い方では不満点はこれだけ。この値段のスマホに対してこれしか不満が無いわけです。
イチ端末としておおむね満足、値段などを加味すると「この機種を選んで良かった」と感じています。
上に挙げたような数々のカスタマイズ設定なども使い勝手が向上するものが多く、この点でもHUAWEIさんの印象が更に良くなったというのが本音です(今のところセキュリテイ問題が出ていないから、ですが)。
また白くシンプルなルックや軽さまで含めて、毎日持ち歩くデバイスとして気に入っています。
本体の堅牢性はそれほど高くないと思いますが、大事にできるだけ長く使っていきたいと思います。