他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

子供たちを耳鼻科に連れて行き、耳垢を取ってらもいました

5歳3ヵ月の長男と、2歳11ヵ月の長女を耳鼻科に連れて行き、耳掃除をしてもらいました。

 

以前長男を連れていって以来、いけないとは思いつつもまた子供達の耳はほったらかし。
できれば掃除してあげたいのですが、歯磨きや爪切りと違って耳掃除は素人では怖いので、やはり耳鼻科の先生にお願いしたいのですが、長男の異常な怖がりようを思い出すと気が重くなるし、本人にそれとなく話を振るとその時点で泣きそうになるのでなかなか連れて行けませんでした。

この時、ほんとうに面倒くさかったんですよね~。今は長男長女の二人を相手にしなければなりませんし。

 

なのですがちょっと前に10ヵ月の次女が中耳炎になった際、耳鼻科で見てもらったら既に大きな耳垢が出てきて、長男の時のように薬を入れてふやかしてから後日取ってもらうことになりました。10か月の娘ですらこうですから、上の二人は更に心配になります。そして長女の耳も外から見ていても汚れてきていることから、もうぼちぼち連れて行かないとだめだという話になりました。

 

子供達に話してみたら、驚いたことに長女の方は全然平気な様子です。むしろ楽しみにしているかのよう。そういえばその前の週に歯医者に点検に行ったのですが、この時も素直に応じていたそうで、メンタルの強い娘ですね。
妹に平気な顔をされて泣きわめくわけにはいかなくなった長男、しぶしぶぐずぐずしながらも了承していました
前回はだまし打ちで連れて行ったわけですから、少しは成長したということでしょうか。
ま、妖怪メダルでなんとか釣ったようなものですが。。

 

耳鼻科というのは意外と混むのですね。いざ行ってみたら患者さんが多かったので、次の土曜日の朝一で予約だけして引き返しました。できるだけ待合室にいる時間を少なくする作戦です。

 

その後は気持ちを和らげるために、「耳掃除は怖いかもしれないけど、痛くないよ。じっとしてたらすぐに終わるよ」ということは繰り返し伝えていました。
ただ長男は、「お母さんと行く」と言ってききません。父である私が怒りながらがっつりと拘束するのは、される側にとっては怖いのでしょう。暴れないという長男の言葉を信じ、診察室には妻が連れて行くことにしました。

 

当日予約時間の直前、家族五人掛かりで出発です。
長男の言葉を信じ、妻が診察室に付きそうということで、私が次女を抱っこ紐で抱えました。
いざ!と病院の前に来たら・・急にしり込みをしだす長男。いやだいやだが出始めました。
ですが今日は頑張ってもらわないといけません。イライラする気持ちを抑え、前向きになるように言葉をかけました。

 

病院は既に数組の患者さんが。予約していましたが結局それらの方々の後ということで、ちょっと持たされます。長男には気がまぎれるように、妖怪メダルが沢山載っているページをスマホで見せました。
長女はちょっと不安げながらも、長男よりはるかに落ち着いています。この兄弟のメンタルは、我々夫婦と似ています。。

 

いよいよ我が家の順番が回ってきたとき、先ずは長男から行くことになりました。私は待合室で長女の不安を取り除くように声をかけます。すると・・・。
イヤダイヤダイヤダイヤダ!ダメデー!」という長男の絶叫が聞こえてきました・・。あ~あ、やっぱり・・。
この病院は先生がおじさんなので、その怖さもあるのでしょうが、それにしたってねえ。。聞くと妻だけではなく、看護師さんも総出でおさえたのだとか。

それでも、絶叫の時間は前回よりはずっと短い方でした。途中で長女がテケテケの診察室に入っていってしまったため、長男も我慢しなければならなくなったんでしょうが、本人も頑張ったのだと思います。
長男はまた、米粒ほどの耳垢が出てきたそうです。やはり耳掃除をさせて良かった。
待合室に戻ってきた長男の目は真っ赤でした(笑)

 

そのまま長女も診察へ。こちらもちょっとだけ怖がる声が聞こえましたが、それも一瞬。あっという間に診察を終えて出てきました。勿論泣いた様子は全くありません。流石っす・・。

 

というわけで子供達は頑張ってくれました。
ビビりの長男もなんとか、思っていたよりは暴れなかったし、長女に至っては肝が据わっているようです。

 

ずっと懸念だった耳掃除ができて、親もつかえが取れました。
この日は一度帰宅し、お店の開く時間まで待ってから、妖怪メダルを買いに行きました。