他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

カメラ弱者パパの一眼レフのお勉強

カメラのことをまったく知らない私が、少しでもきれいな子供達の写真を残してあげたいと、高級コンデジと言われるCanon Powershot G7Xというカメラを買い、その過程で人生で初めてカメラについて勉強した、ということを書かせていただきました。

 

その結果・・G7Xには大満足なのですが、どうやら世の中には一眼レフというものがあり、その絵はそれはそれは綺麗だし使っていて気持ちいい、ということを知ってしまったのです。一眼レフという言葉は知っていましたが、当時は意味も分かっておりません。ですが、そんなに良いものなら是非いちど使ってみたいと激しく思いそちらの掘り下げもしちゃいました。

 

きっと一般的には常識すぎるほどの常識なのでしょうが、折角なのでカメラ弱者の私が調べた一眼レフなるものについて、得意のざっくりさで書き残してみようと思います。にわかが偉そうに書いてしまいますが、数日前までの自分のような超絶初心者用の基礎の基礎の知識として同じような方の参考になれば。

間違っていたらご指摘いただけると嬉しいです。

 

フィルムカメラデジタルカメラの違い

フィルムカメラを使ったことが無い世代も増えているのではないかと思いますが、フィルムを中心に説明させてください。

フィルムはレンズから入ってきた像(光)を受けて記録します。フィルムそのものに情報が残ります。

デジカメはこのフィルムに当たる部分を「センサー」というパネル状の機械が担当しています。受け取った光をデータとしてファイルに保存するのです。

フィルムカメラは一枚撮るたびにフィルムの位置をずらして撮っていき、フィルム一本で撮れる数が限られています。

一方のデジカメは受信するセンサーと保存する先(例えばSDカード)が異なるので、SDカード一杯になるまでガンガンと撮影できるのです。

 

一眼て何?

イチガンと読みます(笑)。

一眼レフカメラは、レンズが一つだけのカメラだそうです。写真を撮る人はファインダー越しにそのレンズから撮りこまれる像を見て構図を決め、シャッターを切ります。シャッターを切った時、画像を写真に撮るわけですが、その時も同じレンズからの像を写します。

つまり、

①撮る対象を観るレンズと

②シャッターを押したときに映像を受け取るレンズが

③同じ一つのレンズとなる構造。

これを一眼というそうです。

 

レンズが縦に二つ並んでいる古いカメラを、撮る人が上から覗き込んでいるところを見たことがあるかもしれませんが、これは対象を観るレンズと撮影のレンズがそれぞれ異なっていて二つあるので二眼レフと言うそうです。

 

レフという意味

レフは反射を意味するレフレックスという意味だそうです。一眼レフの場合、レンズの位置とはずれた位置にファインダーがあると思いますが、レンズから入ってきた景色を内部で鏡を使って反射させてファインダーに届けているから観れるのですね。

そのように光を反射させているからレフと言うそうです。

一眼レフの場合、シャッターを押すと鏡がパタンと持ちあがって、レンズからの光がそのままセンサーに届くようになるそうです。

 

ミラーレス一眼とは?

ミラー=鏡、なのでミラーレスとは鏡を使っていない一眼カメラの事です。

受け取った光をセンサーで受け、それを画像データとして背面にあるモニターに写したり、ファインダーのなかに描画して観ることができます。

内部の鏡や光を反射させてファインダーに届ける空洞が不要となるので、小さく軽いボディとすることができます。

 

レンズ+ボディ

一眼レフにしてもミラーレス一眼にしても、実はボディだけでは何も見えません。ボディにレンズを付けることによって、光によって画像を受け取ることができます。

なので、最低でもボディとレンズが必要になります。。って当たり前なことなのですが、私はこんな基本的なことも知りませんでした。

一眼カメラにはレンズキットという、初めからレンズもセットになって売っているものもあります。レンズキットのレンズは安めなので、初めてでレンズも無い場合はレンズキットを購入するのもよさそうです。

 

レンズが世界を変える

どのような像をカメラのセンサーやフィルムに届けるのか、レンズそれぞれに機能があります。例えば目に映る広さ。画角などとも言うそうですが、人物やちょっとしたスナップを撮るのにちょうどいい画角のものは標準レンズと言われていたり、虫や花など小さなものを大きなサイズに拡大するマクロレンズ、広い画角で広大な世界を一望できる広角レンズなどがあるようです。

また、画角を大小変えられるズームレンズとか、逆に大きさは変わらないけどより綺麗に写る単焦点レンズ。他にもフォーカス時の音が鳴らないものや(動画にも使える)、手ぶれを防ぐなどの機能もあり、レンズによってできることが違うのですね。

つまりどのようなものをどう撮りたいのか、で使用するレンズが変わってくるのです。普段何を撮るかによって購入するレンズを決めないといけないのですね。

ちなみにレンズキットは一番応用が効く、一般的なズームの標準レンズがついてくることが多いようで、これも最初の一本としては良いのではないでしょうか。

 

初めてレンズを付けたとき、そしてレンズを付け替えたとき、ファインダー越しに見える世界が一変しました。私の最も安いレンズですら体感できた感動でしたし、レンズにハマってしまう気持ちがよくわかります。

 

レンズが財布を変える

いろいろな撮影対象に合わせてレンズを変えたいわけですが、ここで問題が。レンズは非常に高価なものであるのです。私はここに一番驚きました。下手なカメラ本体なんかより、レンズ一本のほうが高いのです!

是非ネットなどで値段を調べていただきたいのですが、やっとこさボディを買ったのにこの値段では、なかなかレンズは購入できません。さらに、メーカーによって使えるレンズが異なるんですね。例えばCanonさんならEFマウントと呼ばれる規格、NIKONさんならFマウントと言う規格。それぞれ互換性はありません。なので、別会社のボディを購入した場合、規格に合わせてそれぞれ別にレンズを購入しなければいけません。

 

このように厳しい商品であることが分かりました。ですが、レンズを変えると同じ本体なのに目に映る世界が一変し、希望の画角が得られます。これは本当に魅力的なのだと思います。

レンズ沼という言葉があるそうです。ズブズブとハマっていく人の気持ちもわかりますが、お小遣い制の私には厳しい。必要なレンズだけを極力安く、これは勉強をしていかないといけないところですね。

 

フルサイズとAPS-C

これはデジカメの話になります。

デジカメの画像の質を決めるのは解像度などいろいろあるのですが、最も影響力がありそうなのがセンサーサイズです。先程像を受け取るパネル状のセンサーの事を書きましたが、これが大きいほど綺麗な写真を撮りやすくなるそうです(抽象的なのは私の無知さなのでご容赦を)。

そしてデジタル一眼の多くでは、フルサイズという大きさと、APS-Cという大きさの2種類が使われています。

フルサイズというのはフィルムの一枚の大きさ、35mmと言われているサイズです。なのですがこのサイズでは高価かつ本体のサイズが大きくなってしまうということで、一回り小さいAPS-Cというサイズが現在は多くなっているようです。

ちなみにAPS-Cとフルサイズの面積の比率は、約1:2.3だそうです。

 

問題は、同一会社であってもフルサイズのレンズはどちらでも使えますが(画角は変わります)、APS-C専用レンズがあり、それはフルサイズでは使えません。。これも厳しい。

一般的にAPS-Cを搭載した一眼のほうが本体もレンズも安い傾向のようです。

 

今回はとりあえず無知な状態から一気に調べたことを纏めて書きました。

実際に購入した話までいけませんでしたが、次回は購入に際して勉強したことを書き残そうと思います。

いつかこのエントリの拙さを笑えるようになりたいです。