他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

「しいられない」

4歳6カ月の長男が、「出来ない」というのを、「しいられない」こう言うときがあります。

わかるようでわからないので、久しぶりに活用形など調べてみました。

「する」のサ行変格活用の未然形「し」に何故か「い」がくっついて、可能の助動詞下一段活用の「られ」、そして否定の「ない」といった感じでしょうか。「い」がつかなくても「しられない」とは言わないと思いますが、多分「見られない」などから引っ張られて使っているのだとおもいます。

型としては合っているようないないような。

 

ただ、自分の耳で聞いたことがなくても、ある程度環境内の言語の特性というか「型」に合わせて言葉を使えるところに、子供特有の柔軟さを感じまして感心しました。

 

息子も5歳クラスも半ばをすぎたので、この言葉を使ったら注意するようにしました。もう聞けなくなるかもしれませんが、貴重な思い出として書き残しておきます。