他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

2014 J2 第25節 山形 2 - 0 大分

シーズン折り返し後、4戦目にして待望の勝利!やったー!

このところ週末は嫁実家に居るので中々試合もじっくり見られず、ブログも更新してなかったのですが、もちろん結果は追っていましたし、見られる時は少しでもオンデマンドで見返していました。
なのでこの後半戦が始まってからの3試合の苦しい展開も、悔しい思いでみていました。

今シーズンの前半は連勝も連敗も無い、少しずつ課題を克服しながらも勢いをつけられないでいたのですが、後半始まっていきなり3連敗。しかもいずれも複数失点。守備力が向上したものの攻撃力が低下して、追加点を取れないというのが今シーズンの課題でしたが、その守備が機能しなくなりました。また、夏になって、試合の前半は良いものの後半は疲労からかパフォーマンスが落ち、失点を重ねています。石崎監督はスタミナをつける、走り勝つサッカーを目指しているわけですが、そこも強みに出来ず、今シーズンの取り組みが否定されたような折り返しを過ぎてからの内容でした。
ですが、自分たちで克服するしかない!


そして迎えた9日間3連戦の最終日、山形はホームに大分トリニータを迎えての一戦です。
大分さんは昨年J1から降格したものの、田坂監督によるチームの方針継続を図っていて、経験を重ねているイメージ。SBも含めた攻撃は若くて個人技がある選手が多く、要所要所に経験豊富なベテラン選手を配しています。ですがなかなか伸び悩んでいて、山形と同様プレーオフ圏内を目指す順位でした。

山形からみると上位との対戦、とりあえず6位を目指すには絶対に勝ちたい試合です。
この試合、山形はスタメンを大きく変更します。1トップを張っていた中島選手に変えディエゴ選手をFWに据え、トップ下の位置にロメロ選手を据えました。そして右SBにはついに復帰の小林亮選手!再び大けがを克服しての復帰戦です。CBには西河選手と石井選手でした。今回スタメン落ちした選手の大半はベンチ入りもせず。疲労がたまっているのでしょうか。


試合は前半から山形が支配します。前線からのプレスとこぼれ球を拾って攻撃権を握り、前半だけでシュート12本、大分さんには4本しか打たせませんでした。ですがなかなか決定機は作れず、前回の大分戦でもシュート数は圧倒しながらも負けてしまった記憶が蘇ります。

ですがこの試合では、後半も主導権を離しませんでした。ディエゴ選手のシュートをきっかけにやはりボールを支配し、そして59分ロメロ選手の個人技から伊東選手へのアシストで先制します!ロメロ選手は昨シーズンはボランチでレギュラーでしたが、今シーズンはなかなか出場機会に恵まれていませんでした。ですがやはり攻撃的なポジションでは抜きんでた力を発揮しますね!キープ力も強いし、ペナルティエリアの中で2回、しかも右足と左足両方パターンの切り返しでフリーとなり、決定的なチャンスを作りました。

大分さんはラドンチッチ選手を中心とした高さを活かしつつ、交代した選手がパワーを発揮して徐々に決定的なチャンスを作っていきますが、山形も身体を張って守ります。そしてATにこの試合大活躍の伊東選手が自陣でボールをカットしてクリアすると、そこに交代出場の山崎選手がプレッシャーをかけ、こぼれ球をディエゴ選手が無人のゴールにロングコロコロシュート。ゴルフのパターを見ているような感じでしたが、しっかり決めて試合を決定づけました。

そして久々の勝利!ホームでは約2カ月ぶりとのことです。
内容も良く、複数得点で無失点、新布陣が見事に機能しました。暑さで疲労が厳しくなる時期に非常に良い勝ち方だったと思います。
次節はディエゴ選手が累積で出場停止なので、さらに新たなオプション構築に期待したいところ。

とにかく選手・スタッフ・サポーターのみなさん、厳しい暑さの中お疲れ様でした。
是非ともこの勢いで連勝をしてほしいと願っています。

やったー!