他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

W杯ブラジル大会 悔しい敗退

ん~残念でしたね~。

日本の敗退が決まってしまいました。

 

ワールドカップブラジル大会の日本の成績は、

0勝1分2敗 勝ち点1

得点2 失点6 -4

というものでした。

 

初戦に先制点を挙げたもののわずか2分で逆転を喰らい、その後チーム全体のメンタル面が受身になってしまったため、なかなか力を発揮できなかった、と言われることもあるようです。

ですがやはり、そもそも世界トップクラスとは歴然とした力の差があったように、私には映りました。メンタル的に充実していたとしても、結果はさほど変わらなかったのではないでしょうか。

 

私は普段J2は毎節観戦していますが、それ以外はJ1を見るぐらいで、世界のサッカーは全く疎いです。そんな目でワールドカップの初戦、ブラジル対クロアチアを見たとき、そのレベルの高さに本当に驚き、サッカーのまた新しい魅力を知ったほどでした。やっぱおもしれー!と。

日本代表の試合は、調子の良い時やザックジャパン最盛期の頃との比較をすれば落ちていたかもしれませんが、やはり私が見慣れた程度の感覚。それに引き換え、他国は、スピード・強さ・気迫、そしてここぞという場面での技術などなど、やはり次元が違うように見えたのです。

他国の10番の選手は一律、本田選手や長友選手、大久保選手などの武器を全て兼ね備えつつ、さらにプラスアルファがあるかのように見えました。その他の選手も、日本で言うと武器になる個の力はみんながデフォルトで持っていて、その上に各自の強みを持っているようにも見えました。

 

チームとしても、武器が二つも三つもあるような感じ。「日本らしさ」という1の矢が出せたか出せなかったかというレベルで語られている時点で、準備が足りていなかったような気がします。前回大会でベスト16まで届いた日本も新たな血を入れて成長を遂げたのかもしれませんが、世界の進歩はそれよりも早かった、といったところでしょうか。

もちろん、ベストの力が出せればもっと勝ち点を取れたと思いますが、ベストの力を出せなかったことそのものも力不足なのでしょう。

 

代表を頂点とした日本サッカーはいま、どん底に落ちた苦しみを味わっているでしょう。これから次回大会に向けてどういった方針で強化を進めていくのでしょうか。素人考えでは、やはり実際にワールドカップで監督経験のある、できれば成功体験と失敗体験のある方がいいなあと希望します。そして今後も、良い時期を迎えても更なる苦難に向き合おうと、期待して応援し続けます。

 

いいときも悪いときも、サッカーは続きます。

嬉しいことに私は日本人、その紆余曲折を自分のこととして味わい続けることができます。今回の経験もまた、日本人のDNAに刻まれました。今回の結果を受けた何かがもたらしたちょっとした変化が、私が生きている間に形になって現れてくれて、日本の躍進に繋がることを期待します。

 

選手スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。