他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

2014 J2 第6節 山形 2 vs 0 愛媛

3試合ぶりの勝利!

しかも2試合連続無失点の勝利でした。

 

試合は開始6分、宮坂選手得意の位置からのFKで見事ゴールを決めてくれました。
その後初孫が誕生した監督のためにゆりかごも決まりました。

監督は直ぐに宮坂選手に指示を出していましたが、ああいった切り替えが勝負の世界で結果を出してきた人の強みなのでしょう。

 

その後、前半は山形は守備に追われます。愛媛さんは特徴的な攻撃で、面白かったですね。ショートパス主体が徹底していて、ゴールキックすらもDFにボールを預けていました。DFラインでしっかりボールを繋げる自信があるのでしょう。
縦ポンもクロスもほとんど無かったのではないかな。

 

山形は前半、攻撃陣のプレスを交わされ、そして左右に大きく広がったサイドの選手のケア、そしてDFラインが恐らく低かったせいか、ぱっと見スカスカの中盤になっているように見えました。
その位置にボールが入り、サイドを替えるボールが入るとDFは後手に回ってしまい、数回の決定機を作られてしまいました。
特に原川選手のシュートは完全にやられたと思いました。原川選手はまだ20歳!攻撃の中心になっていましたが、愛媛の至宝として成長を続けてほしいものです。

山形は運と相手のミスにも助けられ無失点のまま後半へ。


後半は一転、ピンチも少ない試合展開でしたが、追加点が取れません。
コーナーキックも多く取れていたもののなかなか活かせず。
それでも當間選手得意のヘッドでようやく追加点を奪うことができました。
守備で競り合った時もほとんど勝っているし、本当にヘディングが強いですね。


愛媛さんは残り15分で、身長が190センチもあるという渡辺亮太選手を投入しました。これまで徹底的につなぐサッカーだったので、急な放り込みに対応できるのか!?と心配しましたが、それでもつなぐサッカーを行っていたようでした。

最後は交代枠もうまく使っての完封勝利でした。流石実績のある監督です。

 

川西選手はようやくまともなピッチで長く観ることができましたが、ボールを保持してドリブルなどを仕掛けることが出来るようですね。宮坂選手のFKを産んだファールも川西選手の奪ったものですし、交わしてシュートまで持ち込んだシーンもありました。ボールキープからキャプテンへのスルーで決定機の演出もしていましたね。
また、越智さんがおっしゃっていた事ですが、裏を狙う動き出しがはっきりしているとのこと。上手くボールが供給ができるようになればケチャップドバーとなるかもしれません。

 

さて、勝利は嬉しいのですが、課題もやはり多いですね。
特にパスミスがやはり気になりました。
ミスからカウンターを受けるのは昨年からと一緒の課題が残っているように見えます。
また、昨年の攻撃的なサッカーを見慣れたせいでしょうか。攻撃に関して、あまり迫力が感じられないというか・・。今年は守備を重視しているとのことなので仕方がないのでしょうが、シュート数に比例した得点がとれればと感じました。

まぁこの辺りはきっと監督が時間をかけて修正してくださるでしょう。
チームの成長を観るのも、サッカーの楽しみの一つです。


山形はようやくホームとアウェイの試合数が同じくなり、ホームでは2戦1分であるものの、アウェイは未勝利です。
次の相手は3位の京都さん!アウェイですが是非勝ってほしいです。


4月にも関わらず、大雪が降っていて、選手も大変ですが、この2戦ホーム観戦されたサポーターのみなさんも大変だったでしょう。みなさんお疲れ様でした。お風邪などひかれませぬよう。