他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

3歳10ヶ月の息子と、カレーを作りました

3歳10ヶ月の息子と、カレーを作りました。

 

ルーを使ったカレーはずっと我が家では作っていませんでして。

やはり子供向けには、ルーを使ったちょっと刺激的なものより、アンパンマンカレーなどを使っていたので、カレーの日は親もレトルトを使っていました。最近のレトルトカレーは本当に美味しくて、我が家では無印のカレーは切らさないようにしています。

 

ですが、娘が1歳7ヶ月ぐらいになって、そろそろいけるかなと思ったことと、具の大きな家庭のカレーというのを食べさせてあげたくて、満を持しての取り組みでした。

 

カレールーと肉、野菜を購入するところから手伝ってもらい、気持ちを高めてもらいました。ちなみにルーはバーモンドの甘口です。

いざ料理というところで、さて何ならできるかなと考えました。

息子は一度、包丁をつかったことがありまして(ロールパンホットドッグ作りました 参照)、今回もやってもらおうかとも考えましたが、ニンジンにせよジャガイモにせよちょっと固いのでそれは危ないかなと。

 

そこでまず、野菜が入っている袋からハサミで出してもらうところからお願いしました。野菜は薄いナイロン製の袋に入っているので切りやすく、且つ日頃からハサミを使って大量の小さなゴミを量産しているぐらい使いなられていたので。

いざお願いすると野菜を持って切ろうとしていたので、袋の余白の大きいところを引っ張って、そこに安全な角度でハサミを入れて切るように教えました。この場合、はさみできるというよりは、ナイロンが薄いので突き刺して切ったほうが楽なんですね。自分でやる時は何も考えずやってしまうのですが、息子に教えようとするとそんなことに気づかされます。

 

次に、出した野菜を洗ってもらいました。完全には洗えないので父が仕上げをします。水道は台を持ってきてギリギリ届く距離なのでちょっと難しかったようです。

 

そして次に、ニンジンの皮をピューラーで剥いてもらいました。危なくないようにニンジンはまな板の上に横向きに置き、左手でニンジンの頭を持たせ右手でピューラーをニンジンのおしりに向かって引っ張ってもらいます。最初にやって見せたのですが、ピューラーの歯を入れる角度が意外と難しいので、そこから剥け始めるあたりまでは手を添えて私が主導し、そのあとは息子に任せてみました。

 

あとはちょっと大き目に切った野菜をボールに入れてもらったりと細かいことをお願いしましたが、一応私が作るところを見てもらいました。作りながら、包丁の安全な置き方や、不要になった食器は合間に洗っていくことなどを知ってほしかったからです。

 

その後、肉と野菜を炒めてじーっくり煮込みました。私もカレー作りは久しぶりで、炒めた際に鍋の底に焦げをつくってしまったので、次に作る時は炒めるのはフライパンでやるほうがよさそうと反省。まっている間、次にルーを入れると知っているため待ち切れずに、「まだ?まだ?」と何度も聞いていました。ニンジンにも串がするっと入るのを確認したあと、子供にルーを投入してもらい、完成。

 

ごはんは前もって皿にとっていたので、炊きたてでも熱すぎないようになっています。そこにたっぷりカレーを乗せ、ルーがちょっと冷めるまで待って食べさせました。これが大好評で!普段は喜んでは食べないニンジンや玉ねぎまでむしゃむしゃ食べてくれました。子供の力でもスプーンで簡単に切れるぐらいまで軟らかく煮込んだのがよかったのかな。妹に、「これお兄ちゃんが作ったんだよ?おいしい?」と聞いてまして、1歳7カ月の娘もおいしそうに食べてくれました。

 

私は辛いカレーが好きなので物足りないかもと覚悟していましたが、甘口でも不満はまったく感じませんでした。家庭のカレーって、なんておいしいのでしょう!ニンジンやじゃがいもの味が懐かしかったです。ご飯たくさん炊いたので、おなかいっぱい食べることができました。

翌日は牛乳を継ぎ足して温めなおして、もう一杯。息子は結構ご飯が多かったにもかかわらず完食するぐらい気に入ったようです。

 

カレーは作るのも食器洗いも簡単なのが嬉しいところ。成長に合わせて、手伝ってもらうところを増やしていこうと思います。