他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

子供のサッカーの試合を撮るために、一脚の導入をお勧めします!

小学3年の長男は、サッカーをやっています。

将来の目標はプロ!ですが、身体能力にも恵まれていなくて足も遅い・・。

それでも毎朝私とパス練習を頑張っています。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

確実に、スキルが付いてきていることを実感できている長男。

素直な性格で、本当にもっと上手になりたいと感じている様子です。

 

11月、長男のチームが所属する地区ではサッカーの公式戦が行われました。

11月、12月とフレンドリーマッチ(練習試合)も含めて試合を多く経験できる時期です。

 

サッカー素人のパパとして、声援のほかにも子供の役に立てることがあります。

それは、試合を動画で撮ること。

 

試してみて気づいたのですが、動画でプレーを振り返ることはとても有効です。

特に試合が続く時期には、修正点を直ぐにゲームで試せるし、長男に関しては確実にプレーは良くなっていました。

お子さんがスキルアップしたいと思っているならば、できるだけ撮るのが良いと思います。

 

私は以前購入したキヤノンさんのファミリー向けビデオカメラを使っています。

tarijiri.hatenablog.com

 

残念ながらキヤノンさんのファミリー向けビデオカメラは終了してしまったようなのですが、安価なビデオカメラでも十分試合を撮ることはできます。

 

撮影機材は安く済むとして・・問題は撮影です。

サッカーの応援は基本的にピッチ横から行います。なので、ボールが横方向に進むんですが、試合を観ながらだと縦に大きくぶれるんです。そしてボールを常に画面の真ん中に置いておきたいのですが、安定しないとそれも難しい。

また、チャンスの時にはついカメラから目を離して実際のプレーを見てしまうことが多いのですが、その時は撮影した画面はぐらっぐら。子供の得点シーンに地面が映っていることもありまして・・。

そして疲労も・・。軽いとはいえ1試合ビデオカメラを持ち続けるのは負担が大きく、一日3試合ともなると本当に疲れるのです。

 

安定し、楽な撮影をするためにどうするか・・ということで、少年サッカー撮影に向いていそうな一脚を探してみました!

 

私はサッカー撮影に合う一脚として、次の3つをポイントにしました。

 

自立する

疲労や手間を考えると、手を離しても自立する一脚がマストでした。

 

雲台がつく

サッカーは横移動が多くなるので、一脚を動かすのではなく雲台でパン(画面を横に振る)ができるのが良いかも、と考えました。

ビデオ用のノブを掴めるもので、且つそれが大き過ぎないものを選びました。

また、クイックシューがついているものを優先しました。

 

価格

軽いビデオカメラを乗せるだけなので、そんなに立派なのは要りません。

高くても5000円前後、と考えていました。

 

そして選んだのが・・こちら!

 

バッチリ私の希望したポイントを満たし、しかもクイックシューも付いていました!

良い一脚を見つけましたよ~。 

 

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この一脚、本当によかったです!

この商品の具体的な使い勝手などは別エントリに譲るとして、サッカー撮影に一脚が有効な点についてご紹介させてください。

 

楽天はこちら。

 

場所を取らない

三脚に比べて、場所をとりません。

他の保護者が周りにもいるのでできるだけ占有する場所は狭い方が良いと思うのですが、自立するとしても足の幅を狭くできる一脚は合っていると感じました。 

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足元もこんな感じ。

軽くて小さい

サッカー観戦の場所は遠くで自転車で行くこともあります。

折りたたむと小さく軽くなる一脚は、負担が小さくなります。

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キャリーバックが付属しています。

このサイズで軽いので、持ち運びは苦ではありません。

 

撮影ミスが減った

例えばゴール前の得点チャンス、つい実際の試合に見入ってしまったとしても、カメラは一脚に固定されているので撮り逃すことが減りました。

具体的な撮影方法もまた別エントリでご紹介しますが、ちょっと広角気味に撮ることで撮り逃しを防ぐことができます。

 

スムーズにパンできる

雲台のおかげで、スムーズなパンができます。

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あとで試合を見返した時にとても見易くなりました。大事なシーンとかプレーを見返せるようになりました。

 

負担も減った

試合中にずっとカメラを構えているよりも、一脚に乗せている方が本当に楽です。

ただ、ずっと立ちっぱなしだと腰が痛くなるのですが・・それは歳のせいということで。

 

ただ、問題点もありました。

それもまとめてみます。

 

ズームができない

問題点としては、これが最大かも。

雲台があるため、右手でバーを持ってそれを回しながら操作し、自分はビデオカメラを持ちません。そのため、右手で操作するズームができないという問題がありました。

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ただ、ズームは基本やらないことしました。試合の画像を安定して撮るには、ズーム等していると難しくなるので、ここは割り切りって適度な画角を決めたらそれで1試合通すようになりました。

 

足をぶつける

足元で脚部が開いているので、大きくカメラを振るときに足をぶつけてガッとなる音が動画に残ってしまいます。

ま、対して気にしなければ大丈夫です。

 

というわけで、ズームさえ割り切ってしまえばこの一脚一つで撮影のやりやすさも試合動画としての質も上がりました。子供とプレーの細かい点まで見返して、よかったところや課題を見つけ易くなり、導入は大成功でした。移動も楽ですしね!

 

もしお子さんのスポーツの動画撮影、安定しなかったり負担が大きい場合は一脚の導入も検討されてはいかがでしょうか。

 

子供のサッカーの動画撮影については調べてもあまり情報が多くなく、自分でノウハウを積んだような感じでした。なのであと2つぐらいのエントリにして三脚の使い方や試合を撮るときのノウハウなどをの情報を共有できればいいなと考えております。

2020年オリンピックに向けた、キヤノンさんの公式動画がアップされていました

Youtubeの公式チャンネルで、キヤノンさんが2020年東京オリンピックに向けた動画をアップしていました。

Canon Tokyo 2020 movie 】という題名の動画。

www.youtube.com

 

これまでのオリンピックでキヤノンさんが果たしてきた世界中に写真を届けてきたという役割の歴史と、2020年に向けた動画です。

キヤノンさんは東京2020ゴールドパートナーなんですね。

「Make ”the Moment" Together」というキャンペーンを行っています。

 

この動画を見て考えた、私の「妄想」を書き残してみたいと思います。

 

 

私のようなカメラ好きにとっては、こんな時にオリンピック以上に気になってしまうのが、2020年までに発売されるであろうフラッグシップカメラの話。

具体的には、以下の二点です。

ソニーさんが、オリンピックに向けたプロ仕様のミラーレスとそのサポート体制を築けるか

キヤノンさんとニコンさんは、フラッグシップをミラーレスで出せるのか

 

ソニーさんは来年、ミニα9ともいえるハイエンドAPS-Cを出して更にノウハウを増やす準備をしているという噂がありますし、ニコンさんもD6を準備中という噂もあります。

 

私個人は1DX Mark2を所有しているので、キヤノンさんからはこれの進化版が出るのか、それともEOS Rシリーズを持ってこれるのか。とても興味があります。

今年の3月には、こんなエントリも書いていました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

私は1DX Mark3が出たらそれに乗り換えることは金銭的にできませんので、1DX2が最後の一眼レフ機になってほしいような気もあり、ソニーさんに押されていたスペック部分で世界最高峰のスポーツイベントに対応できるようなフルサイズミラーレスを出してほしい気持ちもあります。

 

で、この動画を注目していたのですが・・。

私はすわ!2020年はミラーレスでなく一眼レフを出すんじゃないのか!と感じました。

 

理由は二つ。

一つ目は、動画を見ていただければわかるのですが、「新しい技術」を感じさせるような描写が無かったこと。動画の中では積み重ねた歴史と共に、フィルム→デジタルの変化はありましたが、特にそれを意識させていないこと。

そしてもう一つは、ラストのセリフ。「今できることの全てを」。これもまた未来に新しいテクノロジーを提供します!という意味よりは、「最高峰の一眼レフを更に磨き上げる」宣言と感じられました。

 

ということで、長々と「妄想」を書いてきたわけですが(笑)、この動画からは、私に関しては次のフラッグシップは一眼レフなのかなと感じた、というお話でした。

 

1DX2の性能の高さは2年半使ってきてますます感じているところなので、正直このレベルのミラーレスを出せるのかはわかりません。

でも、2020年がノスタルジーや「高度成長もう一度!」というイベントではなく、これからの東京が、ひいては日本が新しく輝くようなきっかけになってくれるといいなと感じているので、カメラも最高のブレークスルーを見せて欲しいと思います。

 

まだまだ時間はあるし、技術だけではなくマーケティングなども勘案しての方針となると思うので私には全く想像もつかないのですが、この動画からはこんなことを感じましたよ、というお話でした。

 

 

結婚して10年経っていました

我が家では妻と私でカレンダーアプリを共有しています。

なので、どちらかがカレンダーに予定を登録すると通知されます。

 

先日いつも通り通知があり確認すると・・「12月○日結婚記念日」。

おお〜、ずっと忘れてた結婚記念日(笑)。今になって登録するとは。

もう今年は過ぎているな〜なんて考えてみると・・そういえば結婚10周年だったのです!

妻も自分も記念日にはあまり興味が無いとはいえ、結婚10周年まで全くのスルーとはw。

 

折角なので個人的に色々と振り返ってみました。

 

改めて・・10年って本当にあっという間なもんですね!

でもその間に子供3人できてたりして、考えてみると色々あったんだなと。忘れてしまうものです。

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こんな大きくなって・・。 

 

私なりに上手くできたコツは、家庭のことは妻のやりかたに合わせること(笑)。家事も育児も妻が納得できるやり方をしています。

私は顔を洗った後洗面台を拭くようになったし、洗濯物の畳み方も妻の方法に合わせるようにしてますし、お皿を洗ったあと台拭きを漂白剤に漬けて終わるようになりました。

私は特に方法はこだわらず、家が綺麗であれば良いので、最初のうちに妻にやり方を聞いてそれを実施し続けています。家事って毎日のことなので、お互いにストレスが無いやり方にした方が良いですよね。

 

あと、できるだけ言葉にして気持ちを伝えるということ。

それは10周年での感謝のような大きなイベントでもそうですが、毎日の家事とかについても、ですね。

ちなみに我が家では子供たちの「お手伝い」は存在しません。5人分で大変なんだから、みんなが家の「家事」をやるのが当たり前!です。で、家事は大変だけど、やってくれた誰にもに「ありがとう」と言う、という習慣にしています。

 

ただ、私も毎日家事育児は普通にやっているつもりですが、妻は更に家の細かいこと、例えば消耗品の補充とか書類関連、あとお金のことも一人でやってくれています。

10年もまかせっきり、頼りっぱなしになってしまいました。

 

改めて、二人の価値観が結構合ってストレスが無いことが助かっています。

お金の話も子供の勉強の話なども、「どうしたいか」はほとんど一緒。

常に話が早い方だと思います。

 

2年毎に3人の子供が産まれて、一時は0歳、2歳、4歳児を同時に育てていたはずでしたが、辛すぎて記憶にない(笑)。でも、この大変だった10年を一緒に共有してきたからこその、かけがえのないパートナー感というか相方感もあります。

この10年は家族メンバーが形成された期間でしたが、これからの10年は子供たちが主役。どういう方向に育つか、私と妻のあらたな。挑戦です。

 

今回、特に大きなお祝いも買い物もしませんでした。

ありがとうと言って、私の誕生日と合わせてワインを飲んだぐらい。

でもそれだけで十分特別だし美味しかったし嬉しかった!

 

アプリに登録したので、たぶん来年の結婚記念日は思い出すでしょう。

その日もまた振り返って喜べるように、まずは今日と明日と、二人で頑張っていきたいと思います。

素人が感じた、1DX Mark2が高すぎるけど確かに凄い性能について

フルサイズミラーレスカメラの戦国時代になりました。

フルサイズに限らず、各社素晴らしい画質や機能をもったミラーレスカメラを出してくれていますね。

 

そんな中、私が使っているフラッグシップ一眼レフカメラである1DX Mark2についてなのですが・・このカメラ、ほんっとに高い!

フラッグシップというのは分かるけれども、なんでこんなに高いんだと。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2

 

このエントリを書いている段階で、発売から2年以上経っているにもかかわらず税込み55万円以上という価格! カメラの価格としては異常です。

 

では別格のスペック番長なのか?ということで、公式さまを見てみても・・

cweb.canon.jp

取り立てて目立つところが無い。

 

発売当時最高峰であったのは、AF追従で秒間14コマという高速連写と、4K60pでの動画撮影でしたが、ミラーレス時代となった今となっては凡庸な数値です。

 

それどころか、例えば画素数の2020万画素なんてフルサイズとして考えると少ない方だし、背面液晶は固定だし、ボディ内の手振れ補正も付いていないし、サイレントシャッターも切れないし、瞳AFも美肌モードもない。。

 

プロが使うような剛性や安定感はあり、画質ももちろん良いということで私も何度かこのカメラについて絶賛してきました。そりゃいいカメラなのだということは分かるとしても、それにしたってここまで高くなるか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

実のところ私もこれだけの価格になる本当の理由はわかってはいないのですが・・。

ただ、私もど素人パパカメラファンとして2年以上このカメラを使ってきて、スペックではわからない、使ってみないとわからない「このカメラの凄いところ」を感じています。

素人初級者視点で恐縮なのですが、そんな私が感じるこのカメラの凄いところ=これが高価な理由か!と感じるかもしれない点を書いてみます。

 

それは・・「チョー簡単に、圧倒的歩留まり」です。

 私程度が写真を撮るような被写体や環境であれば、常に成功写真が撮れるのです。

 

具体的には、例えば子供たちのサッカー。

初めて試合を撮影したというエントリを以前書かせてもらいましたが、

tarijiri.hatenablog.com

子供のサッカーとはいえ、ほぼ100%の写真が歩留まりバッチリで全部が使える写真になっていたのです。

 

そして先日長男の小学校の学芸会での写真。

会場となった体育館はカーテンを閉め切り、ライトを使うという素晴らしい演出。観客としてはワクワクしますが、写真を撮ろうとすると厳しい環境と言えると思います。

 

しかも長男は私が座っていた場所から離れたところに居て、望遠レンズで撮るしかないような場面。

そんな環境でも歩留まりバッチリの写真が撮れたのです。

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すみません、大半の写真が普通に顔もしっかり撮れてしまっていたので、終わった時の(明るくなった場所での)礼をしている写真ですが、こんな感じで当たり前のように成功写真が撮れてしまうのです。

 

凄いと思うのが、本当にカメラ任せでピピッカシャ!だけで撮っているというところ。

「ハイチーズ」と子供を撮るときのような気楽さでシャッターを切ると、難しい環境や被写体であっても、同じように当たり前に成功写真が撮れてしまうのです。

技術や知識・設定の意識すらほぼ無しに、カメラが勝手に良い写真にしてくれる感じなのです。

 

歩留まりってシャッタースピードとか手ブレとかで決まるもんじゃないの?なんて考えてしまう素人の私には、なんでこんな撮りやすくなるのかという理屈はもちろん分かりません。完全なブラックボックスです。

でも大概の場面で簡単に使える写真が撮れてしまうというカメラの凄さについては、私であっても強く感じるのです。

 

画質や光などを重視してじっくりとポートレートや風景を撮るのであれば別ですが、瞬間を記録するような失敗ができないプロの方などにはこれ以上ない性能ですよね。

しかも画質は艶があってとても良いと。

 

これにこの値段を出すかというのは個々の判断になると思うのですが、私自身は子供たちの日常を簡単に十分に綺麗に残してもらって、本当に無理して買ってよかったと思うとても満足度の高いカメラです。

 

この安定感を味わうと、他のカメラで満足できるんだろうかと不安になるほど。

これが、私が考えた1DX Mark2の価格なりの性能のひとつでした。

 

このカメラがこの満足感でなければ、RFマウントに移行したい気持ちはやまやまなぐらいです。このカメラを手離せるぐらいのRFマウントのミラーレス、いつになったら出てくれるのでしょうか。