他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

また、映画を楽しめたはなし

ちょっと古い話になってしまうのですが、長男とそして私たち夫婦もちょうどお盆で休みとなり、下の二人を保育園にお願いすることができた日がありました。

そこで、本当に久しぶりに、我々夫婦と長男との3人でお出かけすることになったのです。

映画を観に行ってきました。

 

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私は独身時代から映画が好きでよく見ていました。

子供が産まれてからはDVD鑑賞ばかりになりましたが、隙間時間の趣味として続けていて、このブログでも下手な感想文を書き残していたりもしました。

 

でも・・子供が3人となり毎日ルーティンに追われるようになると、隙間時間の余裕も無くなり映画も観なくなりました。なにより、2時間も集中する気力も失ってしまったのです。チャンスがあっても映画をスタートするのを面倒に思うようになってしまったんですね。

 

年に1~2回、どうしても気になった映画は職場を半休して映画館まで観に行くこともありましたが、自宅での映画鑑賞はほぼ無くなりました。子供たちのためにAmazon Primeという素晴らしいサービスも導入しましたが、なんせ気力もないので活かすこともできなくなりました。

 

そんな今、長男と映画を観に行くことになったのです。

 映画はかつて映画館で観たことがあった、Mr.インクレディブル

Mr.インクレディブル [DVD]

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の続編、 インクレディブルファミリーというものでした。

 

これならば長男も楽しめるかもしれないし、ピクサーであれば我々大人にも見ごたえのある本格的な内容が期待できるものでした。

 

予約したチケットを発行してSwitchで遊びながら入場時間を待っている長男を見た時、不思議な感覚を覚えました。子供が産まれて観れなくなった映画を、子供が成長したことで一緒に観に来れるようになったんだな~と感じたのです。

 

これまでも子供と一緒に観た映画はあります。

でもいずれも子供向け映画。自分が観に行きたくて選んだ映画ではありませんでした。今回は長男がここまで成長してくれたおかげで、久しぶりに私も本気で楽しめる映画を観られるようになったのです。

 

映画は素晴らしいもので私も大満足!久しぶりに映画が楽しかった。なにより長男も気に入ってくれて、感想を言い合えたのも嬉しかったのです。後日旧作のDVDを借りてきたところ2回も観てしまうほどでした。

  

これは長男だけではありません。

長女も6歳となり、妻に似てドラマを見るのが好きなようです。妻も長年ドラマを自動録画しては見る時間も無く消すことを繰り返していたのですが、最近は長女と一緒に見られるようになってきたようなのです。

・・そんな話見せないでよ!ということも多々ありますけどね・・。

  

私も妻も、親となって時間が無くなってしまい、失ってしまったものは沢山あります。

そして余裕が出てきた今、仮にそれをもう一度やってみたとしても、やはりちょっと違うものになってしまうものが多い。

でも子供と一緒にできることで、あのころとは違った視点でまた楽しめるものもあるんだなということを知ったのでした。

 

子供たちの成長、そして老若男女誰もが本気で楽しめる作品を作ってくれるピクサーに感謝です。

 

その日はその後3人で外食をして、帰宅後は長男は下の子たちに邪魔されずにゲームに興じていました。久しぶりの3人の時間、楽しんでくれたかな。

 

子供の成長のおかげでまた一つ、楽しめることが増えました。

EOS R!の感想を取り急ぎ

本日、キヤノンさん初のフルサイズミラーレスカメラ、EOS Rが発表されました。

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※今のところ公式さまが重いので、リンクは貼りませんね。

 

取り急ぎ、感想を書き残させてください。

はっきり言って・・自分にとってはほとんど完璧と言っていいカメラでした!

 

私が常日頃一番使っているEOS 6D Mark2と・・ 

 

EOS M5。

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M5 ボディー EOSM5-BODY

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M5 ボディー EOSM5-BODY

 

 

私にとってEOS Rは、この2台のカメラの良いところを混ぜ合わせたようなカメラだったのです。

私がこれらのカメラに感じていた、それぞれの良さとお互いで補い合っていた部分がひとつのカメラに集約→昇華されたように感じたのです。

 

今回は取り急ぎなので、例えばですが・・お気に入りユーザとしての視点からしますと、EOS M5の操作性を各段に向上させていたこの赤丸のダイヤルファンクションボタンとサブ電子ダイヤルの組み合わせ。

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なんと公式の「各部名称」欄にダイヤルファンクションボタンの名称が載って無いのですが(見落としていたらすみません)・・、これをちゃんと搭載してきたところにEOS Mシリーズで培ってきた経験を活かしていると感じるのです。

 

私は初代からEOS Mシリーズを使っているぐらいのファン。

そのうえで6D Mark2の画質やオールラウンドさ、サイズ感などの良さと融合。

 

これらのカメラには4Kフォトとか連写の速さなどの機能・性能はありません。

ですがそういったものが不要で、これまでこれらを気に入って使ってきたユーザだからこそ感じる「ちょうど良さ」の融合が嬉しいんですね。

 

しかし、二つのカメラが融合されたことだけではありません。

それを超える機能も沢山あります。

そのなかでも個人的に決定的なのが・・サイレントシャッター!無音撮影に対応していること。娘が意外とエレクトーンを頑張っていまして、サイレントシャッターが必要と感じていたのでした。

期待をしていなかったのですが、EOS Rこの機能に対応しているんですね!

※公式が重いの(略

 

以前、今後のカメラに欲しい機能を纏めたことがありました。

tarijiri.hatenablog.com

 

そしてフルサイズの必要性も自分には無いかも?ということも纏めたことがありました。

tarijiri.hatenablog.com

 

真面目に他社機の絵を見てみたくて、具体的にはフジフィルムさんとPanasonicさんのカメラは本気で調べていました。

でも、それでもEOS Rはとても魅力的です。

 

好きな2台を1台に集約したうえで、そのうえで機能アップしているのなら、文句は無い!

 

しかもしかも、価格が20万台後半だと無理と思っていましたが、今回ぐらいの値段であれば置き換え+妻への借金(残高ありですがw)で何とかなるかもしれません!

 

とりとめのない内容で書いてしまって失礼いたしました、キヤノンユーザとして期待以上の、個人的には完璧なカメラであったのでその想いを書き残させていただきました。

 

詳細な話はいずれもうちょっと落ち着いてから・・(まだ書くんかい!)

雨上がりの街を望遠レンズでスナップしました

なかなか使ってあげられない、軽くて使い勝手の良い望遠レンズ。

Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F4L IS USM フルサイズ対応

Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F4L IS USM フルサイズ対応

 

 

こちらを久しぶりに子供サッカー撮影で使ってみたところ、「??故障した???」ということがありました。

 

というわけで朝ちょっとお散歩の時間をもらいつつ、雨上がりの街をこのレンズでスナップして、故障なのか自分の腕が悪いのか、確認してみました。

 

望遠レンズでのスナップは普段と街で被写体を探す感覚が違うのですが、ワイド端は70mmなので意外と狭すぎて使えないことは少なかった感じです。

 

沢山撮ったのでほぼほぼ撮って出し。

相変わらずの下手写真ですが、ずらずらっと失礼します!

 

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雨上がりということで静かな雰囲気、涼しげな雰囲気、そして雫を狙ってみました。

心配していたレンズですが、故障ではなく自分の下手さだったようで安心です(笑)。

 

望遠レンズでのスナップは、主体を切り取る感じで、35mm辺りの感じとは違いますね。圧縮も気持ちがいい。

テーマを持っての探索撮影は楽しいものですね!

 

 

今回ボディはこちらの6D Mark2でした。

OVFの、本当に素晴らしいカメラですね~。

 

ただこういう暗い環境では露出シミュレーションがファインダーでできると、もっとマニュアルを使ってじっくりまったり撮影できるかな~なんて感じたことも本音でした。

EVFのミラーレス、欲しいな。

EOS-1V HSを、EOS-1Vにするための手順を纏めました

時代はフルサイズミラーレスへと移行している昨今・・フィルムカメラにワクワクのお話をさせてください(笑)。

 

ずっとやりたくても避けていたことをやってみました。

それはEOS-1V HSの1V化です!・・って意味わからない方も多いか。

 

EOS-1Vとは、キヤノンさんのフィルムカメラ最後のフラッグシップ機です。

cweb.canon.jp

 

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これにパワードライブブースターPB-E2を装着した状態のものをEOS-1V HSというのです。

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私はこのHSの方を中古で購入しておりました。

tarijiri.hatenablog.com

 

このブースターPB-E2を装着することによって、連写機能が秒間約3.5コマ→最大10コマへとアップします。

また縦撮りグリップとしてのメリットもありますね。

 

今回やってみたのは、購入時から装着されていたPB-E2を外して1Vの状態にすること。これによってカメラを小さく軽くすることができます。フィルムで連写はもったいなさすぎますし・・。

 

いずれまたHSに戻す際に忘れないようにと、その手順を書き残してみようと思います。

 

ちなみに手順についてはマニュアル通りに行っています。

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EOS-1V HSの状態

まず一応、完成形としてHSの状態の写真を撮っておきました。

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カッコイイぜ・・。

 

必要なもの

1V化のために用意しなければいけないものが二つあります。

ひとつは1V用グリップであるGR-E2。 

Canon グリップ GR-E2
 

 

 そしてもう一つはこのグリップ用に 2CR5という電池です。

パナソニック リチウム電池 カメラ用 6V 1個入 2CR-5W

パナソニック リチウム電池 カメラ用 6V 1個入 2CR-5W

 

 

これらは前もって用意しておいてください。

 

手順1.GR-E2に電池を入れる

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こちらがGR-E2です。

 

これを開けますと・・

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こんな感じです。

 

じつはこれにはカバーが付いているので、外します。

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端子と蓋の開け口が見えるようになりました。

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この部分を開いて・・

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ここに2CR5を、電子接点が下になるように入れます。

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蓋を閉めてグリップ側の準備は完了です。

 

手順2.パワードブースターを外す

続いて、HSの本体からブースターを外します。

 

ブースターの背中側のネジを左方向に回していくと・・(写真からシリアル番号は消しています)

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こんな感じで外れます。

 

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もはや時代を感じてしまう言葉「MADE IN JAPAN」。やはり嬉しいもの。

これでボディ側の準備もOK。

 

手順3.GR-E2をボディにはめる

用意したグリップを、こんな感じではめ込みます。

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このまま上に押し付けて・・

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ネジを小銭か何かで回しこんで装着完了!

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手順4.接点保護カバーを付ける

これだけでは、1V底辺右側の電子接点がむき出しになってしまいます。

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ここを保護するカバーが、先ほど外したGR-E2のカバーについています。

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これで端子をカバーしてやればOK!

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おまけ

GR-E2の余ったカバーは、そのままパワードブースターのカバーになります。

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これでむき出しの端子を守れますね。

 

EOS-1Vになりました!

これで作業は完了!初めて1Vを持ってみました。

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持ってみると縦に短い感じ。

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でも軽くて小さくて、グリップも新品なので吸い付くような感じで気持ちいい!

それでいて剛性感は失われていません。

 

手順は以上です。

実はグリップと電池は結構前に用意していたのですが、なかなか実行できていませんでした。

一度1Vにしてしまうとその軽さ・扱いやすさから二度と戻さないような気がして。

 

実際、とても持ちやすいです。

いつかこのエントリを見返して手順を逆に進んでHSに戻す日が来るかはわかりませんが、時々の贅沢な楽しみとしてこのカメラもまた楽しく使い続けていきたいと思います。

 

なおEOS-1Vは販売終了となり、修理対応期間が設けられました。

cweb.canon.jp

 

パワードブースターの方がちょっと調子が悪いので、これを機に修理お願いしてみようかな。

 

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だいぶマニアックな内容でしたが、どなたかの参考になることがあれば幸いです。