3カ月前に購入したEOS M5がとても気に入ったことで、一通りEOS Mシリーズでカメラシステムが揃ってしまいました。
お気に入りのMシリーズについて紹介させていただき、いまいち評判の振るわないこのシリーズの良さをアピールさせていただきたいと思います(笑)。
今回はレンズ編+まとめです。
EF-Mとは
EF-Mとは、EOS Mシリーズ専用のレンズです。
サイズ感と画質が良いのが魅力のMシリーズですが、専用レンズの良さもその一端を担っていると思います。
私の感じているEF-Mシリーズの特徴は、
・軽くて小さい
・安い
・写りはしっかり(解像感もある)
・単焦点が少ない
・明るいレンズが少ない
・使うときにスイッチで伸ばす機種が増えた(面倒くさいです)
です。
比較的安くてサイズ感が良く画質も個人的には十分なので専用レンズだけをほぼ使っています。
いつの間にか、大半のレンズを揃えてしまいました。
ズームレンズは一通り
EOS Mシリーズはレンズが少ないと言われていますが、私が持っているだけでも以下の広角・標準・望遠ズームレンズで一通りの画角(35mm換算で18mm~320mm)はそろっているんですよ。
Canon 超広角ズームレンズ EF-M11-22mm F4-5.6IS STM ミラーレス専用 EF-M11-22ISSTM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: Camera
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Canon 標準ズームレンズ EF-M18-55mm F3.5-5.6IS STM ミラーレス一眼対応
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2012/09/29
- メディア: Camera
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Canon 望遠ズームレンズ EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM ミラーレス専用 EF-M55-200ISSTM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: エレクトロニクス
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これらはすべてSTMレンズであり、動画撮影でも音が静かなのが良いところ。
さらに、こちらは私は所有していませんが、便利ズームも最近発売されました。
Canon 望遠ズームレンズ EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM ミラーレス専用 ブラック EF-M18-150ISSTM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: 付属品
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単焦点はもうちょっと・・
単焦点は確かに少なくて、まだ2本のみ。
35mm換算で35mm相当と45mm相当しかありません。
そのうち明るいと言えるレンズはこれ一本だけ。というかEF-Mで明るいのがこのレンズしかありません。
このブログでべた褒めしているレンズです。これを使うためにEOS Mを使っているようなもの。
Canon マクロレンズ EF-M28mm F3.5 IS STM ミラーレス一眼対応 EF-M28/F3.5 M IS STM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: 付属品
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28mmはマクロレンズです。倍率1.2倍マクロ機能がついているのが便利。また、他のキヤノン製マクロレンズよりも広角で寄れるという特徴があります。
私は44mmの単焦点レンズとして使うことが多いですが、たまに花に寄って撮るのがまた楽しいです。
EFレンズも使用可
マウントアダプターを使うことで、EFレンズやEF-Sレンズを接続して使うことも可能です。
EFレンズの大きさや重さはMシリーズの良さを消してしまうように感じて、またアダプターを嚙ますことが面倒に感じて、これまでほとんど使っていませんでした。これらのレンズはレフ機でサクサク使えば良いので。
ですがEOS M5がレスポンスが良くなったうえに操作性も良くなり、グリップ感も含めある意味レフ機のような感覚で使えるようになってくれたことで、軽めの単焦点レンズぐらいであればたまに使うようになりました。
EF-Mには明るいレンズやちょっと長めの単焦点が無いので、例えばこんなレンズを接続すると、35mm換算で80mmF1.4として使うことができます。
この組み合わせで子供のバストアップを撮ってみました。
EFレンズも使えるようになったことで更にシステムとしての利便性も広がったし、手持ちのレンズも使い道が増えたように感じます。
私にとってのEOS Mシステムのまとめ
2回にわたって、私のMシステムについて紹介させていただきました。
EOS Mシリーズによって、今の私が撮影するために欲しい機材が一通り揃いました。
例えば、圧縮効果も活かすために望遠で撮ろうとか、パースを出すのに広角を使う、玉ボケを入れるのに明るいレンズで開放で、などの意図を反映することが、今の私の腕であれば一通りできるようになりました。
もちろん妥協している点もあります。
私は1DX Mark2を併用していますが、本当にギリギリまで画質にこだわるならばフルサイズや中盤カメラのほうが良いでしょうし、もっと良いレンズを使うべきだと思います。
専用レンズは画角はある程度揃っていますが、それ以上ではないのは正直物足りないです。APS-Cでより良いレンズを、となると他社機が選択肢に入ると思います。
またあえて今はキヤノンさんのシステムに統一している分、画質面の特徴もキヤノンの得意不得意に影響を受けています。好きだから選んでいるわけですが、他のメーカーの画質を見て、時に使ってみたい気持ちになることもあります。
M5ですらスペック的に他社の同価格帯のカメラに劣るところもあります。
ボディに手ぶれ補正が付いてほしいし、無音シャッターもほしいし気軽に4K撮影などもしてみたいことも。あ、防滴はシステム全体が非対応ですね。
EVFの色味が実際に撮影されるものより濃い感じになるのも残念なところ。見易くは写っているのですが。
その他いろいろありますが、今の私にとって最もやりたいことというのが、カメラやレンズを毎日持ち出して自分なりに狙いと意図を持って写真を撮り、少しづつでも上手くなること。それと家族の思い出を沢山綺麗に撮ること、これです。
そのためには十分な性能、機能がそろっている上画質も良くて軽いシステム、更に全体にかかるコストが比較的低め、ということでEOS Mシリーズには満足しています。
もう一つのブログはエントリ999のカンストを目指して毎日駄作を投稿しているのですが、気が付くと半分を超えました。
999までもうこのシステムのまま、継続していきたいと思います。
999まで至った時、私の腕や審美眼からEOS Mシリーズに物足りなさを感じるようになれれば嬉しいですね。