他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

家族旅行カメラにEOS M10 + EF-M 11-22mmだけを選んだ感想

旅行の思い出を残すため、どんなカメラを持っていこうかと悩まれている方もいらっしゃると思います。

 

今回、我が家は5~6年ぶりの家族旅行にEOS M10にEF-M11-22mmという広角レンズを一本だけという組み合わせでしたが、結果とても良い思い出写真と動画を残すことができました。

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何かの参考になれば、と家族旅行用カメラとして使ってみたEOS M10の感想を書いてみようと思います。

 

家族構成とカメラを選んだ理由

家族旅行のメンバーは、我々夫婦と小2の長男、4歳10カ月の長女、2歳9カ月の次女の計5人です。

初めての大人数での家族旅行ということで、今回は観光は二の次として、移動と宿泊を楽しむものと割り切っていました。

 

普段から家族撮りやお出かけの際にはEOS M10を使うので、このカメラを持っていくのは確定でした。そのうえで今回の旅行は箱根ということで、家族撮りだけでなく自分の趣味としての写真も撮りたい!と思って1DX Mark2や、せめてEOS M5といくつかのレンズも持っていきたかったのですが、この人数での初めての家族旅行ということで自分の趣味は諦め、EOS M10だけ持っていくことにしました。

5人家族、子供だけでも3人ということで、基本いつもM10に着けっぱなしの広角レンズ11-22mmは確定でしたが、荷物を減らすために他のレンズも諦めてこれ一本で行くことを決意。

カメラバッグなども持たず、カメラ単体をストラップで肩にかけるスタイルに決めました。

 

小型・軽量

当日は私がバッグを背負って、最長にしているネックストラップをたすき掛けしての移動でした。

レンズキャップは外しっぱなし、11-22mmは沈胴式なのですが、これは伸ばしっぱなし。カメラの設定もオート一択。シャッターチャンスがあれば直ぐに電源を付けるだけで撮れるようにしていました。

 

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丸二日間、この状態でした。

 

今回の旅行では、初日に長女が噛んでしまった舌を痛がって移動はずっと抱っこでした。ですが、それも苦にならないほど肩にかけたカメラは小型軽量で本当に良かったです。基本的には両手を空けていられるので、子供と一緒の旅行でも困ることは全く無かったです。

 

簡単高画質!

オートなのでシャッターチャンスがある場合は電源をつけてシャッターを切るだけです。それでも綺麗な家族写真を撮れるのがEOS M10の良いところ。

思い出に残したいシーンがあったらそのままパチリ。簡単に撮れるので撮ることに躊躇しないというか、軽量さも相まってすべてのチャンスでシャッターを切れたと思います。

そんな簡単に撮ってもキヤノンさんらしい、人を明るく柔らかく撮ってくれるような家族写真として好ましい画質。写真も動画も、自宅で大きな画面で見返しても大満足の画質でした。綺麗な思い出を沢山残せたと思います。

 

EOS M10の機能面で良かった点

機能面で旅行の時に役に立ったものを纏めてみます。

 

チルト液晶

チルト液晶が便利でした。家族全員での記念写真も、隣に座った子供たちと自分との写真も、しっかりと見て撮ることができました。

家族写真はいつか子供たちが若かった親を見るための写真でもあります。そのために自分も写しておこうというときにチルトは便利ですね。

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Wifi接続してスマホからシャッターを切る際も、子供たちにモニタを見るように伝えることができました。これが無いといつまでもスマホから目が離せず、そんな子供たちの写真しか撮れないのです(笑)。

 

動画がmp4で撮れること

今のデジカメでは当たり前かもしれませんが、ちょっと前のEOSではMOVしか撮れないものもありました。以前両家の実家に親に見せやすいとmp4が撮れるということでこのカメラを買い増しした私にとっては、今回の旅行でもM10にして良かったと思いました。

帰宅後直ぐに写真と動画はCanon Image Gatawayというサーバにアップし、それぞれの両親にも伝えました。

 

いまどき1800万画素であること

今のモニタであれば十分すぎる解像度であるうえ、現在主流の2000万画素とか2400万画素よりも少ない画素数であることで、画像サイズが小さくなります。

写真が二日間で313枚で2.25GB(jpgのLサイズのみの設定)。FHDで30pでしか撮れないのもあって、動画は29本合計約12分ほどで、こちらも2Gちょっとでした。

旅行中のSDカードも余裕だし、そのまますべてPCに取り込んで残しても平気な容量ですよね。

もちろん手振れのリスクも減るわけで、簡単に綺麗にというM10の良い点の要素になっていると思います。

 

 

充電について

動画と写真で1日あたり2Gちょっと撮ったのですが、夜中にフル充電しておけば電池のアイコンが減ることはありませんでした。一応EOS M初代とバッテリーが共通なのでこちらも持ってきたのですが、使うことが無かったです。

私のような量しか撮らずこまめに電源をOFFしていた場合は、充電に困ること無いかもしれません。

 

レンズが良かった点

使い慣れたレンズですが、広大な景色で使うとまた良いものですね。

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写真はダメダメですが・・。

 

狭い家の中でも子供たちを纏めて撮れる画角(35mm換算で約18mm)ですが、旅行先のような広い場所では、妻も含めた家族4人も余裕で収まるサイズ。撮りたい画角を得るために一歩下がる、なんてことは一度もしませんでした。

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さらに家族全員での集合写真も、私が手を伸ばすと収まります。人数が多い場合は標準よりも広角寄りのレンズのほうがより簡単に撮れると思います。

 

旅行先での広角レンズの利点は、例えば子供一人をアップで同じ大きさになるように撮った場合、標準や望遠域のレンズよりも背景が広く写りこみやすい点です。

今回は子供そのものを背景をぼかして撮りたいわけではなく、どんなところだったか、そこでどんな表情で何をしていたのか、という写真にしたいので、広角レンズは理想的でした。

 

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ちょっと例としてはイマイチの写真なのですが、ひとりだけの顔をアップにして撮っても背景が広く写ります。

またテレ端では換算約35mmという標準域になるので、普通のアップの写真も撮りやすいのです。

 

5人家族ということで広角レンズを選びましたが、同時に撮る人数がもっと少ないならばもっと狭い、普通の標準レンズでも大丈夫だと思います。 

ただ今回は観光は二の次にしていたのですが、広角レンズであれば建物や景色なども全体を写し込みやすいですよね。旅行レンズとしては広角はお勧めです。

 

家族写真以外も

普通にAPS-Cの画質のカメラと解像感の高いレンズの組み合わせということで、家族写真以外の撮影も当たり前のように楽しめます。

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河原で遊んだ時や二日目の朝に家族がまだ寝ていたので一人で散歩していたときなどは、オートから設定を絞り優先やシャッタースピード優先にして撮影。

この広角レンズは普段からM10に着けっぱなしで風景写真などを撮る機会が無いので、とても新鮮で楽しかったです。

 

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初心者あるあるで、滝を見るとやりたくなるヤツもできました(笑)。

 

イマイチであった点

この組み合わせでほぼ不満は無かったですが、振り返って何点か思いつくことがありました。

電源をONしたときの立ち上がりが2秒近くかかるのが面倒です。

ただ頻繁にシャッターを押したい場合は、背面液晶のタッチシャッターをOFFにしておけば、電源ONのままでも節電機能が働くので、シャッター半押しで直ぐに起動させることもできます。私も場面によってはこの機能を使っていました。

 

また、M10では動画撮影の際、画角を少し狭くすることでソフトウェア的に手ブレ補正を強化する仕組みがあるのですが、私はこれの設定を忘れていて、一応レンズの補正が効いてるはずですが歩きながらの動画などは手ブレが大きく感じるところもありました。ま、これはこれで家族動画っぽくて良いです。

 

写りは素晴らしいものの安い広角レンズということで、周辺の流れは顕著です。子供の顔が端っこに来るとゆがみます。

この写真では、長方形のはずのテレビがゆがんでいますね。

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できるだけ真ん中で撮ってあげようと思っていましたが、これもまたゆがんだ写真が混ざっていても綺麗に撮れていれば個人的には問題ではありませんでした。

 

あと、鳥が近くにいたのと富士山を見て望遠レンズが欲しくなったことがありましたが、これは今回は割り切っていたので、すんなり諦めました。

 

雑談

どうでもよい話ですが、カメラつながりの蛇足雑談。

箱根の観光客の皆さんは、カメラを持っている方が多かったです。

今どきはソニーかな?なんて思っていましたが、やはり数ではキヤノンが圧倒的でした。次いでオリンパスニコン、フジフィルムの順だったかな。

 

コンデジは一回だけ使っているのを見ましたが、これはポッケに入るので見えなかったのかもしれませんね。

あとはもちろんスマホ。棒に着けて記念撮影されている方もまだ見られました。

 

そして外国人の観光客が非常に多かった!というか、余裕で日本人よりもおおくてケーブルカーでは私たち家族以外はすべて外国人であるほど。

で外国人の方、特にアジアのかたはミラーレスではなく一眼レフの方が多かったような気がします。二日間で最も見たのがキヤノンの一眼レフでした。

 

宿泊先では他のお客さんで、お子様連れなのにフルサイズ一眼レフ+Lレンズの日本人パパさんがいらっしゃり、負けました・・。

 

まとめ

今回の旅行の条件と照らして、私にとってはちょうど持ち歩くことや撮影にストレスが無く、家族旅行としては簡単に十分綺麗な写真が残せるカメラでした。そのため旅行の邪魔どころか撮影することすらもその楽しみの要素となるかのよう。子供たちも「撮って撮って」と言ってくれました。

結果的にこのカメラとレンズの組み合わせで、綺麗で素晴らしい思い出写真を沢山残すことができました。使うたびに「良いカメラだなぁ」と改めて惚れ直すような始末です。

 

ただ、例えば1インチコンデジを使えばもっとサイズが小さくなってポッケに収まるとか、動画も写真も画質にこだわるなら、4Kが撮れるとか別の選択肢もあると思います。

もし旅行カメラをお探しであれば、旅行の条件に合ったサイズの中で、簡単に綺麗に撮れるカメラを選ばれると良いかもしれません。

 

私としては大満足。EOS M10には今回もお世話になりました。

また次の旅行が楽しみです!

  

スペック的にはちょっと古く感じるようになってきましたが、値段も下がりきって今でも良いカメラだと思います。惚れ直しました。

 

家族撮りに最適ですが、それだけではもったいないほどのレンズだと思います。

 

2017年5月 箱根家族旅行  後編

今年目標としていた家族旅行、GWに一泊二日の箱根旅行で叶いました。

その思い出を日記として書き残します。

今回は二日目。

 

快晴!

5時過ぎに目が覚めました。昨日の天気がウソのように快晴の空。

EOS M10を持って散歩に出かけました。

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いつもは会社の往復の時ぐらいしか撮影できないので、こんな素晴らしい環境で一人で写真が撮れるのが幸せでした。

 

部屋に戻るとまだ子供たちは寝ています。入れ替わりで妻が朝風呂へ。

今日はちょっと遅めで、7:30からの食事でした。

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食事を終えて部屋に戻る時、富士山が!

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ただ、帰る

今日の目的は、ただ帰ること。GW最後の日曜日ということで、遅れると電車なども混んでしまう恐れがありました。なのでひたすら、帰路を急ぎます。

 

早めの時間にチェックアウト。移動は子供のペースで楽しみながら。

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長女の舌はもうほぼ痛くないらしく、「今日はおとうたんおかあたんに抱っこしてもらわない!」と宣言していました。

 

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とても爽やかないい季節です。

 

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まじか!?

 

帰りもまた同じルート。ロープウェイでは、昨日は霧で何も見えませんでしたが、今日は澄んだ空気で景色が綺麗でした。

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ロープウェイから見える富士山。

 

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箱根登山線です。

 

箱根湯本まで戻ってきました。昨日楽しかったらしい早川河川敷に今日もおります。

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昨日は風が強かったですが、今日は穏やか。川遊びもさらに楽しめた様子です。

 

今回、小田原から新幹線に乗りました。この席だけ予約だったので、この時間を目標に移動。余裕を持った時間のつもりでしたが、乗り換えが多くて意外とギリギリでした。

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こうして無事に帰宅を果たしました。

帰り道は特に観光せずただ帰ることを目的にしましたが、結果良かったと思います。

 

次の旅行に向けて

次回からの旅行に向けて、今回感じたことを纏めておきます。

・移動時間の長さよりも乗り換えが多いと大変

・子供が好きな映画などをタブレットにダウンロードしておけばよかった

・長男は4回は吐いた。次女も吐いた。乗り物にはどうしても弱い

3DSは有効

・予定はあまり入れない。余裕を持ったスケジュールにすること

・家族写真はEOS M10とEF-M 11-22mmだけで十分

・車が無い旅行もまぁ可能

・近場でも十分楽しめると思う

 

楽しかった

ずっと行ってみたかった家族旅行ですが、念願ついに叶いました。

今回はとにかく行って帰ってさえ来れればと予定をほぼ入れませんでしたが、それでも家族での旅行は本当に楽しかった。長女は初日は辛そうでしたが翌日にはケロッとしていて、みんなも楽しんでくれたようです。

幸せな二日間でした。

 

頑張ってくれた子供たち、そして全部の手配をしてくれた妻に感謝!ありがとう。

2017年5月 箱根家族旅行  前編

2年ごとに3人の子供が産まれた我が家では、日々の育児に追われてなかなか家族でやりたいことができない時期を我慢してきました。

そのなかでも家族旅行はもう5年以上もできていません。2番目が産まれてからは一度も行けてなくて、長男も記憶がないと思うので子供たちは誰も家族での旅行をしたことが無い、ということになります。

 

そんな日々を繰り返していよいよ第3子も3歳となる今年、家族旅行を目標としていたのですが5月にその夢が叶いました!一泊二日の箱根旅行。無事大成功に終わりました。

日記としてその日のことを書き残しておこうと思います。

  

長女の怪我

GW最後の土日に、待ちに待った家族旅行。

ただ心配なのが4歳10カ月の長女が舌先を怪我していて、痛みが続くようならばキャンセルかなと思っていました。

当日の朝も「痛い痛い」と泣きながら起きたので半ば諦めたのですが、イソジンでのうがいが効くことと昨日までよりは痛い時間が少なくなっていたこと、そして何より本人が望んだので決行することにしました。

 

箱根湯本

今回の旅行は箱根への一泊旅行です。詳細な予定は決めておらず、ゆっくりと移動。

10:00頃箱根湯本に到着しました。今回はフリーパスを購入。明日までは電車もケーブルカーも乗り放題です。

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土曜日ということもあり箱根方面は非常に混んでおり、強羅まで進んだ後のケーブルカーも1時間待ちとの放送があったので、ここで先に食事を取りました。

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食事を終えると駅のそばを流れる早川の河原に降りてみました。

我が家の近くにある川は小さくて汚くて臭いので、綺麗で水量の多い川に子供たちも興奮していました。

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痛がる長女

舌先を怪我している長女は時折涙を流しながらの旅行となっていました。常に抱っこを要求されて、徒歩での移動は常に私が抱っこしていました。

それでも痛がらない時間も確実に増えていて、本人も頑張ってくれていました。

 

箱根登山線~早雲山

しばらく時間をおいてお昼を過ぎたころ、箱根登山線に乗りました。

まだ混んでいたものの少し空いていて、ケーブルカーの待ち時間も30分に短縮されていました。それでも立っている人も多い中長女を電車の中で抱っこし続けることもできないため、端っこでバッグに座らせていました。

長男は3DSがあれば頑張れます。2歳9カ月の次女はラッキーなことに抱っこ紐で寝てくれました。

 

強羅に到着したものの次女が寝ている今がチャンスと、そのまま直接ケーブルカーに乗り込みました。混んでいましたが家族全員座れてラッキー。早雲山に到着しました。

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ロープウェイ

早雲山ではロープウェイの順番待ちが建物の外にまで続いていたので、一度ここで休憩。トイレに行ったり家族で記念写真を撮ったりしていました。

ちょっと天候は悪かったけど、雨までは降らないでいてくれたのでこちらもありがたかったです。

 

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意外とすぐに列が無くなったので、私たちも移動しました。

建物に入るとさすがに人が並んでいて時間がかかりましたが、「何色のゴンドラに乗るか」なんて予想をするなど楽しんでいました。

 

ケーブルカーは一駅先の大涌谷駅でまた乗り換えになります。

降りて観光するにもいいところなのですが、流石に子供たちの疲労も濃くなってきたのでどこにもよらず芦ノ湖までも行かず、ホテルに直行しました。 

 

ホテルでは何もしない

最大の目的である移動は無事に済み、ほっとしました。

チェックインしたホテルの部屋はとっても綺麗で広いお部屋で、子供たちも大喜び!

 

ホテルでの目的は家族風呂に入ること。それ以上はあまり望まないようにしました。

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普通にいつも通りお酒飲みながらJリーグを見て・・

 

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ベッドでは子供たちが寛いでいます。

 

家族風呂は温泉も気持ち良くて、楽しい時間を過ごせました。久しぶりに足を延ばしての入浴は最高です。

 

夕食は親は折角のコース料理でしたが、長女が舌を痛がって泣き出したので速攻でほうばって味わうこともできず。

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デザートだけ写真に撮りました。

 

ところが。食事を終えて戻ってきたあたりから、急に長女が痛がらなくなりました。旅行のテンションでマヒしてしまっているのかもしれませんが、いきなり治ってしまったような感じ。これまでの分を取り戻すように笑顔ではしゃぐ長女を見て、私も妻も嬉しくなりました。

 

DVDなどが無い部屋だったので、久しぶりにテレビをオンタイムで見ました。普段は録画している子供用の番組を見るので、状況を理解できない次女がドラえもんを見たがって駄々をこねてしまいましたが、こればかりは仕方ありません。

沢山の芸人さんが芸を見せてくれる番組があり、家族全員で楽しめそうということでこれを流していましたが、まぁ~久しぶりに見るにせよプロの芸人さんの芸というのは見事ですね!話題が難しくなく、楽しく、そして技術が素晴らしい!!アキラ100%さんという方には子供全員ヒットしたみたいで、その後しばらく真似していました。

テレビは子供たちが見て、その時間に親がやりたいことをやるのが日常なので、そういえば家族みんなでテレビを見て笑うってことも無かったですね。そんなことにも気づきました。

 

興奮状態であったとはいえ疲れていた子供たちはひとりひとり脱落。

長女を抱っこする時間が長かった私も疲労を感じ、この時間を惜しみながらも初日を終えました。

 

【傷写真注意】娘が舌を怪我してしまいました

4歳10カ月の長女が先日、舌を噛んで怪我をしてしまいました。

 

と、ここで急なんですが閲覧注意な写真がありますので、サムネイル用に素敵なツツジの写真を貼っておきますね。

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今年のGWは家族全員カレンダー通りだったので、5月3日の水曜日からの5連休でした。

その前日の晩御飯の時に噛んでしまったらしく、出血もありとても痛がっていました。

閲覧注意!怪我の写真です。

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痛みには波があるらしく、MAX時には「痛い!痛いー!」っと絶叫しながら涙をボロボロと流し続けます。あまりの痛々しさに見ている側も辛いほど。

とにかく朝になったら病院に連れて行こうと言うことになりました。

 

開けて3日、運の悪いことに休日ということで一般的な病院はお休み、休日用の病院に行きます。長男は親戚にの家に遊びに行ったので残りの家族で家を出て、妻が長女と病院へ、私は次女と病院近くの公園で待機することになりました。

運の良いことに病院には耳鼻咽喉科の先生がいらっしゃったそうですが、薬を塗って様子を見るしかないということで、痛みを消してあげることはできなそうです。

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頂いたのはデキサルチンというお薬でした。

 

そこからの娘と家族にとって、GWは舌の痛みとの戦いでした。

実は週末の土日、家族にとって5年以上ぶりとなる旅行が控えていました。なのでそれまでに治ってほしかったのです。ところがそんな思いをよそに痛む時間はますます増えているようで、家で休んでいても気晴らしにと外に出ても、顔をくしゃくしゃにして泣きながら「しみるー!」「痛いー!」と絶叫するようになりました。

かわいそうな気持ちが大半ですが、私たち夫婦も延々と垂れ流される痛いという言葉に正直イライラもしてきて、「分かったから!」と言ってしまう始末。いま冷静になって考えればますますかわいそうなのですが、それだけ私たちも余裕が無かったのでしょう。

 

舌を痛めて大変なのは、ご飯や飲み物を満足に取れないことです。本人も痛い部分を避けて食べたり飲んだりしようとするのですがそれも難しく、食欲がなくなってきてしまったようです。体が痩せてきてしまいました。

 

身体は疲弊するようで、よく寝ています。

寝ている間は痛みが無いし、治りも早くなるかととにかく寝て欲しいと思っていましたが、目が覚めると痛みがピークから始まる様で、夜中にも泣き叫んでいました。

 

結局GW最初の3日間は何もできずに娘に付きっきり。

そして旅行に出発する予定の土曜日の朝、やはり絶叫して泣きながら起きた娘を見て「旅行はキャンセルだな」と思ったのですが、一度落ち着いたら痛みを感じる時間が減ってきたことと、イソジンを入れた水でうがいをすると楽になることを発見できたこと、そして何より本人が強く行きたがったので、「じゃあ行こう!」と旅行は実行することを決意しました。

 

結果初日は本当に大変でしたが、夜から急に痛みが去ったようで、旅行も大成功。娘も頑張ってくれましたし、他の子もフォローしてくれました。

一応週明けの月曜日に妻が休んで病院に行き、やはり一週間ほど様子見しようと言われたそうなので、翌火曜日も私が休んで一日付き添うことになりました。

 

現在まだ完全に治っていませんが、痛みを感じる時間は激減。回復が見えてきて本当に良かった。

舌のケガは本当に痛そうで辛そうです。できるだけ誘発しないように気を付けてあげたいと思います。