他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

通勤用にカメラバッグ購入しました

以前、通勤に持ち出すためのカメラを検討したことがあります。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

当時は通勤環境やバッグに合ったカメラを探して、結果的にはEOS M3を購入したもののちょっと合わず、もとのEOS M初代を気楽に持ち歩く状態に戻っていました。

 

そんななか、ふっと量販店のカメラバッグを見ていたらこんなバッグと出会ったのです。 

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VANGUARDさんのシャレオツカメラバッグ!

これならばデザイン的にも自転車通勤に合うし、そこそこのサイズのカメラも安心して持ち出せるのではないか。というわけで即購入。カメラ側ではなくバッグを変えることを試してみたのです。

 

このカメラバッグ、サイズは大きさを感じません。4歳児と比較するとこんな感じ。

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なのですがちょっと大きめのミラーレスであるE-M1はもちろん、小型とはいえ一眼レフであるEOS Kiss Digital NもEF50mm F1.8 STMを装着したまま余裕で収納してくれます。

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私はいま通勤時には社員証だけ持っていれば良いので他のスペースも使えるため、交換レンズも収納可能です。通勤時にはあまり持っていきませんが・・。

 

なにより中身が肉厚なカメラバッグにも関わらず、サイズが大きすぎず、デザインも良くて通勤だけじゃなくて休日も持ち歩けるのがポイント。

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しかも、カメラバッグにしては結構お手頃な値段なのです。

 

VANGUARD ショルダーバッグ Sydney IIシリーズ ブルー 4.3L Sydney II 22BL

VANGUARD ショルダーバッグ Sydney IIシリーズ ブルー 4.3L Sydney II 22BL

 

 

個人的には、とりあえず通勤カメラの問題は解決です。通勤にもファインダーのついたカメラに、しっかりしたレンズを着けても余裕で持ち歩けるようになりました。

さらに、半分壊れかけの一眼レフも安心して持ち出せるようになったのがとても嬉しく、おかげでこちらの写真掲載用のブログにはKiss Digital Nで撮った写真が増えました。

tarijiri-photo.hateblo.jp

  

沢山の花が街に溢れる季節、お気に入りのカメラで写真を撮っていきたいと思います!

子供写真を撮るときに工夫していること ~印刷編~

カメラのことを全く知らない、かつての私のような初心者パパママに向けまして。

子供写真を撮るときに工夫していることというシリーズでは、私なりの子供たちの日常写真・思い出写真を撮るときの工夫について、ノウハウとして纏めています。

今回はこのシリーズの区切りとして、普段子供を印刷するためにやっていることを纏めてみます。

 

あくまで素人初心者である私の個人的な感覚に基づくものでして、当たり前のことも間違いも多いと思いますが、何かしら参考になるところが一つでもあれば幸いです。

 

印刷写真の使い道

折角デジタルで写真を残してスマホで見られる時代に、写真印刷って必要なのでしょうか?

確かにフィルムだけの時代は、印刷してからしか見られないために必要でした。が、今は撮る→見るがスマホ一つでできてしまう時代なので、必要性はありませんよね。

 

なのですが、私は印象的なことがあったりずっと見返したいような写真は印刷しています。

まず印刷した写真は、リビングの壁に貼っています。一つの壁を決めて常に20~30枚ほど。家族みんなでワイワイできるのが嬉しいんです。

そして入れ替えるときにアルバムに移します。アルバムを作ることで、家族誰でも簡単に見返すことができています。

 

けっこうオススメです。

 

印刷に必要なもの

例えば街のカメラ屋さんに印刷を頼む場合は、写真データとそれを入れたSDカードなどを持ち込めばお願いできますよね。印刷も綺麗になるし、写真も長持ちすると思うのでそれもお勧めです。

ただ我が家では、年間200枚以上(!)印刷するので、自宅で済ませています。

 

私は購入当時で既に旧機種になって安かったキヤノンさんのプリンターを使って、

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L版も2L版も純正を使っています。 

Canon 写真用紙・光沢 ゴールド L判 400枚 GL-101L400

Canon 写真用紙・光沢 ゴールド L判 400枚 GL-101L400

 

  

気に入った写真はL版で、年に数枚の特別に上手くいった写真は2Lで印刷しています。

 

そして写真を選んで印刷するアプリは、こちらもカメラについて来たZoomBrowser EXというソフトを使っています。

 

撮影時には周囲に余白を

家族の写真を撮る時、私はできるだけ周辺を余らせて余白を作るように撮っています。

何故かというと、印刷用紙と画像データで縦横比が異なるため、必ず一部トリミングされてしまうんですね。

 

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実際の画像データと、その中の赤枠が印刷可能領域です。この写真ですと上下に印刷されない領域がありますよね。

 

折角全身を写したのに印刷されない場所があると勿体ないので、撮影の時点で余裕を持ったサイズにしてしまいます。

広すぎたり余計なものも映り込んだ場合は、トリミングすればよいのですから。今どきのデジカメの解像度であれば、L版とか2Lぐらいならば大胆にトリミングしても十分綺麗に印刷されますので、余裕を持った配置にしましょう。

 

デスクトップに印刷用フォルダ

私はデジカメで大量の家族写真を撮っているので、基本PCに保存しています。折角良い写真を撮ったのに、埋もれさせてしまうのはもったいない!ということで私はPCで保存する際に気に入った写真があれば、デスクトップに作成している「印刷用」というフォルダにコピーしておきます。

 

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因みにこのブログで使えそうな写真や、もう一つの写真だけをアップするブログ用の写真も、取り込みの際に抜き出してフォルダにコピーしています。

 

準備はこれでOK

あとは印刷用フォルダが溜まってきた休日にでも、自宅のプリンターに送って印刷するだけです。

 

日付を入れて印刷する

印刷の際、ソフトで撮影した日付を付けるようにしています。

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これによってあとで写真を見たときに何時撮ったのものか、子供が何歳ごろなのかがすぐにわかります。

また、私は写真をPC内で日付で管理していますので、この写真のデータファイルが欲しい時にはすぐに見つけ出せるためです。

 

裏面にテープを張って壁に貼る

印刷した写真はリビングの壁に貼っています。で、いずれはアムバムにしまいます。なので、貼るとしても表面にテープを張りたくない。

そこで、写真の表側にテープを付けずに、裏に丸めてつけています。

 

自分的なコツは、真ん中に縦にテープを付けること。

普通のセロハンテープを貼れる場所なら、粘着力が強いのでこの真ん中だけで止まってくれます。

 

ただ、壁の方にテープの跡が残ってしまうような場所ではセロハンテープは使えないので、粘着力が弱い分剝がしやすいマスキングテープを使います。

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その時はこんな感じで真ん中のテープを補強するように、その真上に横向きにテープを使って、この二枚で貼り付けます。 

色々やってみましたが、いまのところこれが一番簡単で落っこちにくい方法でした。

 

私は一カ所だけ壁を決めて、大体30枚ぐらい常に貼っています。

貼っておくと子供たちも見てくれるし、入れ替えたときに喜んでくれるのが面白いですね。

 

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昨年引越したあとは良い場所が見つからず、こんな感じになってます。。 

 

入れ替えてアルバムへ

入れ替えて壁から外した写真は、アルバムに入れます。

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私は毎年一冊にまとめます。

これによって時期を選んで写真を手に取れるし、子供たちの成長度合いが違って見比べると面白いです。

入れる順番は時系列ではなく剥がした順で適当なのですが、一つのページや見開きすべてで写真の向きが同じくなるように、縦撮りは縦撮りだけでページを纏めています。

 

以上です。

雑なまとめで恐縮です。

私は日々子供たちの写真を撮り残し、たまにPCで幼い姿を見返すのが好きなのですが、印刷した写真もまたすぐ手に取れるし、家族で共有できるのが嬉しいものです。

もし一点でも参考になる部分があれば嬉しく思います。

 

更に工夫に気付いたら、追記しますね。

EOS Kiss のコンセプトが変わった!?という駄文

キヤノンさんより人気一眼レフシリーズの新製品、EOS Kiss X9iが来月4月に発売されます。

 

 

 

私はいまだにEOS Kiss Digital Nというカメラを現役で使っているぐらいなので、Kissシリーズに新しい製品が出るのはとても嬉しいし楽しみなのです。

 

で、夜中に子供にけっぽられて目が覚めたので、ついでにYoutubeで公式動画を見て驚いたのですが・・

www.youtube.com

これ、Kissシリーズのコンセプト変わっていないですか!?

 

これまで、Kissシリーズと言えばパパママ向けの「お子様撮り」カメラというコンセプトを全面に打ち出していたはずなのですが、この動画では若い女性が街撮りを楽しんでいる様子を描いています。

Kissという名前は引き継いだまま、コンセプトがパパママ用→若い女性向けと変わっているように感じませんか?

 

こ、これは・・私が愛用しているEOS M10の市場を食いに来たか!? 

 

・・とおもってオフィシャルサイトを確認すると、基本的にKissシリーズのコンセプトは変わらず、その中にX9iも組み込まれていますね。

cweb.canon.jp

 

ただ、この中のX9iの特別サイトではパパママ色はグッと減り、カメラとしての性能の高さを伝えています。

cweb.canon.jp

 

そこで海外のサイトを調べてみると・・実はCanon USAではKissではなく、EOS Rebel T7iという名称で、特にパパママ向けとしてではなく普通の一眼レフカメラとして売られていました。 

www.usa.canon.com

 

そしてCanon USAの公式をYoutubeで探してみると・・

www.youtube.com

カメラの名称だけが違う同じ動画でした。。

 

予算的なあれでしたか。Kissシリーズとはいえ日本独自の動画作成は今回は無いんでしょうかね。それともこれから出てくるのでしょうか。

とんだぬか驚きでした。

 

一人で夜中にこんなどうでもいい調べ物をしてしまったのでとりあえずブログで共有させていただき、さらなる蛇足として折角なので今回のX9iについて、世界的にはコンセプトの似ているM10ユーザの視点から思うところを書き残してみます。

 

一言、X9iって数段上のカメラ!という感じ。

M10からすると本職のライブビューすらDPCMOS AF(デュアルピクセルシーモスエーエーフ)を搭載したX9iの方が使いやすいと思います。私は1DX2でDPCMOS AFを使っていますが、AFが合うのも速いし顔認識なども速くて正確です。

それ以外に2400万画素はEOS M3で精細であることを確認しましたし、動画も60pだったり比較できるところはX9iの方が2世代ぐらい上位。

そのうえ一眼レフ機としてのメリットも享受できますもんね。

 

M10の方が優れているのは価格とサイズ感と、人によってはほぼタッチパネルだけで完結できる操作性でしょうか。あ、あとカラバリもかな。

ただ、これらは圧倒的利点。M10の良さも再確認できました。

 

エントリーモデルが充実するのはそのジャンルに入りやすい門戸を開くということ。EOS Mシリーズと共に今回のX9iも選択肢を増やしてくれることでしょう。

写真撮影という楽しい市場に、多くの人が触れてくれることを期待しつつ、この駄文を終わります。

 

失礼しました~。

ペルソナ5というゲームは、素晴らしい作品でした(ネタバレ無し)

毎日小1の長男にせっつかれて続けてきた、ペルソナ5というゲームをクリアしました。

 

ペルソナ5 - PS4

ペルソナ5 - PS4

 

 

当初から感じていたもののクリアして振り返って確信しました。

このゲームは本当に素晴らしい作品!私は感銘すら受けてしまいました。

 

このゲームに私は何故感銘を受けたのか。

それは、ゲームの面白さは当然ながら、さらにメーカーとしての良心と志を感じたためです。

ペルソナ5というゲームは、「ユーザのため」という意図を体現するために、そしてゲームの素晴らしさをもう一度世に提示するために、手間暇をかけたまっとうな物作りをしたように、私には感じられました。

本エントリでは作成されたアトラスさんとスタッフの皆様への感謝と共に、どんな点に感銘を受けたのかを書かせていただければと思います。 

あくまで、ゲームについても世の中についても詳しくない1ユーザーの勝手な妄想なのてで、その点ご了承を。

  

ありえないぐらいのボリューム!

私はストーリー重視でせっかち気味に取り組むのでたいていあっという間に終わってしまうのですが、そんなプレースタイルでも90時間以上(!)クリアまでにかかりました。

しかもプレー時間を確保するための無駄なお使い要素もなしですし、押し付けられるようなやりこみ要素も無し。移動は一度行ったところはショートカットできます。

本当にストーリーだけでこれだけのボリュームなのです。

ボリュームが多いということは、声優さんの録音も大量になったと思いますが、最後まで不自然を感じない出来で、ゲームの良さを彩ってくれました。

 

ストーリーの面白さ

で、このストーリーも無駄に長いわけではなく、本当に面白い!

独自の世界観に魅力的なキャラクターたち。時間軸を前後したりサスペンス要素もあったり、さらに激しさとじっくりさが交互に来るなど本当に飽きさせない質の高さ。

私は早く続きが知りたくて夢中でゲームをしていたらこれだけの時間が経っていた、つまり時間の長さを感じないほどストーリーにのめり込んでいました。

更に言うと、私はペルソナシリーズは初めてでしたが、全く困ることはありませんでした。オリジナルのストーリーであるということだと思います。 

 

冒頭で子供にせっつかれて、なんて書いていますし自宅でもそんな体ですが、実は自分が一番楽しんでやっていました(笑)

 

ユーザビリティの高さ

いまやりたいこと、今知りたいこと。

それに常にその場所からアクセスできるような操作感があります。

例えば新しいスキルを覚えたのに、キャパがオーバーしてどれか一つスキルを消さなきゃいけない場合、どれがどんなスキルか知りたいと思うのですが、そういったところで直ぐに確認できます。そんな操作性の良さがゲーム全体で統一されているのです。

 

ユーザにとって便利な方法をユーザ以上に考えて盛り込んでいるかのようです。

ユーザビリティを重視すると手間がかかって大変になると思うのですが、それをあえてしっかりと実装し作りこんでいるところがすごいと思いました。

 

デザイン

ルックがかっこいいし、演出もクール。そして音楽も最高。

ゲームの内容だけではなく、ガワにも気を配って非常に質の高い物になっていて、私は毎日ゲームの世界に入るのが楽しみでした。

 

まっとうなメッセージ

このゲームの終盤、あるメッセージが提示されます。

それが非常にまっとう!でも、この生きることへの肯定のようなまっとう過ぎるほどのメッセージに、ストーリーをずっと追ってきた私は、ちょっと涙が出そうなぐらい感動してしまったのです。

こんなメッセージを堂々と掲げられること、これもまた素晴らしいと思いました。

 

まとめ

今どきゲームで儲けるって、たぶんアプリとしてスマホで遊ぶようなスタイルが最も効率的なんだと思うのです。

ですがこのソフトには、時間をかけて手間暇かけて考えて、質の高い、ユーザビリティの高い、そして何より面白いゲームを作りこんで、お客さんの喜びや満足感の対価にお金を得るというか、そんな姿勢が垣間見えたように感じました。

大人になると人件費とかいろいろ見えてくるもので、会社としてそれをするのは非常にリスクが高かったのではないかと推測してしまいました。

でも、やりきってくれたのです。

 

さらに、ゲームというものの価値やユーザを取り巻く環境が変わる中で、もう一度「ゲームってこんなすげーんだぞ!」というエンターテインメントとしてのクソ意地も見せつけてくれたように感じます。

さらにさらに。42歳の日本人として、初期ファミコンからゲームに触れてきた私としては、今どきの海外のゲームとは一線を画した、日本ゲーでこのクオリティを実現してくれたこと、これにとても誇らしさを感じさせてもらいました。

 

良心と志の高さを感じる、本当に素晴らしい作品であったと思います。

 

で、クリア後どうしているかというと・・なんと二周目に突入(笑)。

ボリュームがありすぎたのでまた新鮮味も感じるし、「今回こそはこれをやりたい」なんて目標も持てる作りになっているし、本当に飽きずに楽しめています。

 

作品として完成させてこれだけの楽しさと喜びを伝えてくれたアトラスさんとスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

 

PS3版も出ていますね。 

ペルソナ5 - PS3

ペルソナ5 - PS3